例年、マダコ釣りでお世話になっている遊漁船の船長から、ここ数年、行く度にワタリガニの大漁写真を見せてもらっており、
今年こそはと思い、予約して出船してもらった。
6月から禁漁期に入るため、直前のこの時期の大潮が狙い目とかで、会社の先輩M氏、H氏と三人で乗りこんだ。
これは釣りで無く、サーチライトで海を照らしてミヨシに陣取った船長がリモコン運転をしながら、竹竿の先にセットした網で
浮いているワタリガニを掬う漁なのだが、我々はただ船に乗って、船長の漁を眺めているだけで、掬ったカニのハサミをニッパで
カットし生簀に入れるだけの作業。
ただそれだけなのだが、ハサミを上手にカットするのが意外と難しい・・・。
うまくやらないと、すぐにハサミが根元からもげてしまうため、商品価値を下げないためにも、我々三人が協力して
カニのハサミをカットする必要があるのだが、これがまた、皆、ああじゃ無い、こうじゃない、と言うので、前半は、
殆どのカニのハサミがもげていた。(爆)
この漁は、下げ潮のみの漁なので、当日の潮では、満潮の午後8時頃から翌午前2時頃までやるわけだが、最後の1時間位から
我々もコツを掴んでチームワークもよくなりハサミがもげずに生簀に入れられるようになった。
これが当日の水揚げで、良型ばかりで40杯也。
これを三人で分けたので、ひとり13杯程。この他、良型のエビも獲れて持ち帰った。
そして、これが我が家で蒸したり、茹でたり、味噌汁で炊いたりして出来上がったワタリガニ達!!
食べ比べてみたところ、やはり蒸したものが一番味が濃厚で、アクが抜けてないためえぐみもあるが、旨みも濃厚。
塩茹でしたものとみそ汁で煮たものは、殆ど味に変わりなかったので、みそ汁が作れる分お得ということになる。
みそ汁はカニ1杯あれば十分、出汁が出るので、その他は塩茹でにした。
カニが大きいため、ひとり二杯食ったら腹一杯になるが、冷蔵庫に入れておけば三日位は大丈夫なので、我が家は三日間食べ続けた・・(爆)
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