盆休みを取り、家族と姪を連れて天草へ里帰りすることになった。
初日の13日、帰省ラッシュを避けるため、早朝6時半に合志市の自宅を出発し、熊本市で姪を拾って天草へ向かった。
まずは、親父の墓参りの後、近くの小川でカワムツ釣りをしようとしたところ、嫁の猛反発を食らい断念。
その後、実家経由で、予定通り海水浴へ向かった。
(左から弁当食ってる息子、日傘の下で寝ている嫁、娘、姪)
天草下島の南側に面する綺麗な海岸で、海水浴後に息子とワームで根魚を狙うのも目的であったが、
息子と私がスキンダイビングでかなり沖まで探索したものの、この辺りにはカサゴは居らず、
アカハタを数尾見つけただけでベラ、ブダイが非常に多く、根魚狙いには不向きの海岸と判断した。
そうしたところ、なにも知らないアングラーが数名来てキャスティングを始めたが、よく見るとエギング
では無く根魚狙いのキャスティングのようだ。
既にこんな所まで根魚狙いのアングラーが来ていようとは・・・、以前はここまで人気無かったんだが、近年の釣りメディアに
盛んに紹介されているため裾野が広がったようだ。
以前のエギングブームでアオリが激減したように、今度は根魚も激減するのだろうな・・・。
海水浴を終えた我々は、温泉に入った後、実家へ向かうことにしたが、途中、各地でメッキでも釣りながら
帰ることを提案してみたところ、嫁、娘らに反発を食らっていた・・・。(涙)
ここで、お袋から魚を買って来るように言われていたことを思い出し、魚屋に刺身を一皿注文したところ、
盆で注文が殺到して40分近くかかるとのこと。(ラッキー!!)
仕方が無い?ので、時間潰しに少し移動して、私と息子がメッキ釣りをする間、女性陣は車内でTV、タブレットを
見て過ごすことを提案して、いざ、行動!!
私と息子がメッキのタックルをセットしてポイントへ向かうと、何とシーバスが沢山泳いでいるのを発見!!
慌てて車へ帰り、タックルをエギングロッドに変えミノーをセットした我々は、急いで先程のポイントへ行ってみると、
まだ、シーバスはあちこちにうろうろしている。
明るい時間帯なのでチャンスは1、2回しかないことを告げ、
ミスキャストをしないよう注意しながらキャストすると、一投目、私がキャストしたミノーが黒い奴の前をかすめたが
反応無し・・。そのまま回収していると下から白い奴が追いかけてきたが、これをボラと勘違いした私は、一気にスピードを
上げて回収してしまった。
この白い奴をよく見ると、こいつもスズキであった(汗)
どうもマルとヒラの混在のようで、黒っぽいのがマルで白っぽいのがヒラのようだ。見た目、サイズは共に40〜50cm程度か。(に見えたが)
その後、何度もキャストを繰り返したが全く反応無し。
ただ、あまり逃げる様子もないため、ルアーで引っかけてみることにした(爆)
反則技ではあるが、この光景を目にして黙って帰る釣り人も少ないであろう・・・。
ただ、引っかけると言ったって簡単では無い。ルアーと魚の水深を合わせる必要もあり、魚も動いているため
思うようにいかない。
あまりしつこくやると沖に逃げていくため、適当にターゲットを変えながらキャストする必要がある。
そんなこんなしていたが、私がやっとフッキングに成功!!
何度もドラグを出して抵抗したが、何とか外れずに魚を浮かすことが出来たが、足場が高く、取り込む位置まで魚を誘導して、
ロッドを息子に持たせた私は、岸壁をスリッパのまま降りてハンドランディング!!
上から見ていたら50cmクラスかと思っていたが、近くで見ると意外にデカイ。
メジャーを持ち合わせていなかったので手尺で測ったが、楽に80cmUPの大型であった。
久しぶりのハンドランディングで、魚が暴れた際、前鰓蓋骨(ぜんさいがいこつ)で親指の付け根を切ってしまい、
しばらく出血が止まらなかったが、反則技とはいえ、久しぶりの大型に満足。
季節的なものもあるのか、痩せており、量ってみると4.5kgであった。
まだ、魚は沢山いるし、息子も釣りたがっているため、息子を残し、先程、注文した刺身を車で取りに行って、
帰ってくると、息子のロッドが曲がっている・・・。
慌てて駆け寄り、また私が岸壁を降りて取りに行くと、ルアーがポロッと外れてしまった・・・。
私はすかさず飛び込み、腰まで水に浸かってハンドランディング成功!!
この時、右肩も水に浸かってしまい、温泉に入った意味が無いではないか・・(涙)
息子のも立派なサイズで80cmクラス。上から見ると、全て40〜50cmクラスに見えるのだが、実際は80〜90cmクラスのようで、
中には、もっと大きいのもいるし、これらはメータークラスなのだろう・・恐るべし。
息子も大型のシーバスをキャッチし大満足であった!!
まだまだ魚はいるし、暗くなれば活性も上がり、ルアーに反応してくるのではと思うのだが、
車にいる女性陣が煩くて、ここで納竿とし実家へ帰ることにした。
車に21リッターのクーラーしか積んでおらず、最初に釣った魚をへし折るようにして無理やり押し込んだが、
さすがに二匹目は無理で、ポリ袋に魚と氷を入れ持ち帰った。
また、実家のキッチンは狭く、こんな状態で魚を捌くことになった。
ちなみに、魚を捌く前に、折り曲げた魚も伸ばしてメジャーで計測したところ、最初に釣った魚が
84cmで二匹目は78cmであった。
(死後硬直前なら更に2cm程足した長さなので、やはり大型の群れである。)
魚屋で刺身を注文した後の出来事で、この二匹は全て捌いて、一匹は親戚の二世帯家族へお裾分けし、
もう一匹は切り身にしてフライの衣付けまでした状態でビニールパッッキンして冷凍食品として保存することにした。
こんな事をしていたので、買った刺身で宴会(夕食)が始まったのは、かなり遅い時間となり、また女性陣からブーイングを
浴びせられることとなった・・・(涙)
にもかかわらず、当日の夜と翌14日もシーバス釣りに連れて行けと煩い息子であったが、幸い雨が降ってきて、カッパの
準備をしていなことを理由に酒を飲むことが出来た・・。(汗)
最終日の15日は、お袋も連れて親父の墓参りに行き、その足で叔母の初盆の法事へ行く予定であったが、
親父の墓参りの後、5月4日にもやった墓近くの小川でカワムツ釣りを15分だけやらせてもらうことになり、
家族らを車(2台)に待たせて、息子と小3の甥の二人に釣りをさせることなった。
ところが、タックルの準備をしていると雨が降り出して、私と私の弟二人で傘をさしてサポートしてやりながらの釣りとなった。
(ここまでして釣りするか、と女性陣に呆れられてしまったが・・(笑))
結局、ここでは息子にカワムツが1匹釣れたたけで、場所の移動も出来ないし時間も無いので切りやめて叔母の法事に向かうことにした。
盆に魚釣りをするとは何たる家族か!と言われそうだが、お袋的には、釣り好きだった父親(私の祖父)の遺言もあり、法事では仏壇に刺身を上げる
くらいだし、私の親父も同様だったことから抵抗は無いのだが、嫁はあきれ果てる一方である・・(爆)
Field Reportへ戻る
Family Fishingへ戻る
トップに戻る