深海沖根魚
(2014.12.30)

★今回の釣行記は、「Field Report」と「Family Fishing」を併用しております。

 一夜明けて、翌30日は、息子と二人で今年最後の釣りのため、早朝、暗いうちから深海まで移動してレンタルボートに乗りこんだ。
 潮が小さいのでジギングは無理と判断しており、マダイも気になったが、例年、八代海側での釣果が落ちる時期なので、 メインは先日、大漁だったアカハタ狙いにカサゴの数釣りが出来れば・・と考えていたのだが、やはり、正月前ということで マダイが欲しくなり、朝マズメはタイラバからスタート。
 沖合にマダイ釣りの船団が見えたが、あえて、秋に良型が釣れたポイントを流してみる。
 ところが、そんなに甘く無いのが現実で、反応無し・・・。
  
 そこで、船団に入り釣り始めるも、潮止まり前で反応も無く、他の船も釣れて無いようだったので、早々にアカハタ狙いに 切り替えて移動することにした。
 すると、息子に幸先良く良型のアカハタがヒット!!
  
 よしよし、これで正月のお刺身ゲット!!
 早々に目的を達成し、後は気分良く爆釣かと思われたが、ライバル船が現れ、我々の流すポイントを交互に流し始めた・・。
 向こうの船もそこそこ釣れているようで、このポイントでカサゴは稼いだものの、アカハタは1尾のみ・・。
 そこで、前回、アカハタが爆釣したポイントへ満を持して入ったところ、いきなり息子にアカハタヒット!!
  
 さあ、これから爆釣劇の始まりか、と思ったが、その後、かなり粘ったものの、カサゴがポツポツ釣れる程度・・・。
 どうも、前回の我々の爆釣で釣り切ったのか、他のアングラーに、年末休みのここ数日間にポイントに入られて釣り切られたのか、 そのどちらかだろう・・。やはり、現実は甘くないようだ。
 その後は途方に暮れて、潮も動いてないのにジギングしてみたり、船も居ないのにマダイ釣りしてみたりしていたが、息子が浅場で 何でもいいのでアタリが欲しい・・と言うので、浅場へ移動して、イトフエフキ、カサゴでも釣って帰るつもりで、浅場を狙っていると、 小型のオオモンハタやカサゴが釣れ出した。
  
 すると、私に大型のエソが掛かってリリースしようとしたところ、以前、料理してやったすり身ハンバーグが食べたい、というので これもキープ。その後、エソは2尾追加し、すり身ハンバーグの食材確保。
  
 また、息子に良型のオニカサゴがヒット!!この魚、非常に美味いのだが、処理が面倒でリリースしようかとも思ったが、 年末の食材稼ぎにしては少し寂しいので、これもキープして持ち帰ることにした。
  
 風が強くなってきたため、最後は、港のすぐ近くのポイントでカサゴ釣りをしていたところ、結構、良型のカサゴの数釣りが出来た上、 私に良型アカハタがヒット!!
 今回は、年末でもあり、今日は本渡のお祖母ちゃんを温泉に連れていく約束をしていたので、夕方早めの納竿とした。
  
 で、これが、今回の我々の釣果。
 アカハタ5尾にカサゴ33尾。その他、オニカサゴ等々。カサゴは比較的良型も多く、小型は極力リリースした。
 マダイや大型アカハタの爆釣とまではいかなかったが、アタリが多い釣りで、息子も満足した様子でまずまずの締めくくり となった。
 で、本渡にもう一泊した後、お祖母ちゃんも連れて帰り、無事、お正月を迎えることが出来た。
  
 今年の正月の酒はコレ。2013年春季全国酒類コンクール本格焼酎部門で第一となった「球磨の泉」の41度の原酒。
 これを割らずにロックで飲むのがベストとのことで、職場でちょっとしたブームになっている焼酎であるが、普通に販売されている 25度のものを以前、飲んだ時は、ちょっとツンとくる辛みがイマイチの感があったが、この原酒になると、何故か甘く感じて、 非常に美味い。最近、芋焼酎ばかり飲んでいた私も、何故か、この甘みには共通点もあり飲み易い。
  
 正月料理のメインは、息子が釣ったアカハタのお造り。
 正月らしい赤が彩りを添え、近所に住む嫁の両親も呼んで、賑やかな正月を迎えることが出来た。
 今年も、良い釣りが出来ますように。
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