有明海メバル
(2015.1.13)
 今年の初釣りといいたいところだが、実は、息子のサッカーの送迎で七城町へ行った際、横の川でカワムツをルアーで釣っていたので、 初釣りではないが、本格的な釣りとしてはこれが今年最初である。
   今回は会社のOBのS氏と二人で、熊本新港から遊漁船「寿し丸」に乗っての釣りとなった。
 私はこの船は初めてだったが、装備も良く、ロッドキーパーの配備からして片舷3名のMAX6名(もしかしたら片舷4名の MAX8名かも)と多人数が乗れない大きさの船というのも、客の立場としてはありがたい。
 ポイントを流して釣る釣りにおいては、先にポイントに入る釣り座が有利な訳で、人数が多い船だと最後の客までアタリが 続かない為、少人数しか乗せられない船の方が客のメリットは大きい。
 この日は、我々含めて6名での乗合で7時に出港した。
  
 基本的に有明海でのメバルポイントは島原寄りの瀬や漁礁となるが、沖の深場の漁礁にいる大型魚を狙う場合もある。
 今回は、まず、沖の深場の漁礁から攻めることとなったが、殆どアタリも無いまま、漁礁に仕掛けを引っかけてロストする 客が多く、私もいきなりヒットしたのだが、漁礁とは知らずに追い食いの多点掛けを狙っていたところ根掛かりさせてしまい、鉛と 一番下のハリスが切れた状態でガラカブ(カサゴ)が上がってきた。
 この沖のポイントはメバルの反応も無かったことから、早々に見切りをつけ島原沿いのポイントへ移動した。
 ところが島原沿いの比較的浅いポイントも反応は鈍く、船中、時折メバルが釣れてくる程度で、船長も頻繁にポイントを移動するものの、 皆釣果が上がらないまま朝の時間が過ぎてしまった・・・。
  
 ちなみに、上の写真が10時の時点での私の釣果。
 今日は最悪の釣りになるのでは・・と思っていたところ、10時半頃からポツポツとメバルが釣れ始めた・・・。
 また、この日はワームでは定番のビームスティックの玉露カラーを中心に、各種、各色試してみたが、さっぱり釣れず、 サビキでは小型ばかりで、生きエビばかりにアタリが集中していた。
 シーズン的に、ワームで釣れ出すのは、もう少し先か・・。
  
 下の写真が10時45分の釣果。
  
 11時頃移動したポイントで、いきなり皆、良型が多点掛けで釣れ出した。
 このタイミングで私に、かなりの大物がヒット。魚は底付近で大きく首を振りながら横走りを始めた・・。
 おそらくマダイかヒラメであろうが、メバル仕掛けなので、獲れないことは覚悟していたが、しばらくしてフックアウト・・。
 回収してみたところ、針が伸びていた・・。
 ちなみにこのメバル針、手で戻したところ簡単に戻ったのでそのまま使うことにした(笑)
  
 その後、船中、入れ食い状態になり、2連、3連、4連と多点掛けも目立ち始めた・・。
  
 S氏もこの後、4連等、多点掛けを連発。
  
 私も負けじと4連!!
 このポイント、水深25〜30m程の瀬であるが、23〜25cm程のミドルクラスの良型が数多く釣れて非常に楽しい。
 これが30cm前後の大型なら言うこと無いが、それは贅沢というもので、今日くらい釣れれば上出来である。
  
 午後2時の沖揚がりで、これが本日の私の最終釣果。
  
 メバル37尾にガラカブ1尾。
 23〜25cmUP程のサイズが10尾程釣れたのでサイズ的にもまずまずといったところ。
 ただ、数年前のように25cm〜30cm前後の数釣りはなかなか出来ないようになった感があり、  今後、益々小型化していくような気がする・・・。
  
 で、釣れたメバルは煮つけの他、我が家では近年アクアパッツァにしている。(写真)

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