番外編
(2015.7.3-4)
 昨年、この船に乗ってワタリガニ漁の見学をして、捕ったワタリガニを三人で分けて持ち帰ったのだが、
この退屈そうな時間が意外と面白く、お土産も美味しくいただけるため、今年も同じメンバーで予約したのたが、
悪天候のため二度も延期になって、やっとこの日を迎えられたのだった。
  

 今年の梅雨は雨が多く、前日までに降った雨で水面は淡水濃度が高くゴミも多いことからカニ漁には不向きで
今年は全体的に不漁となっているのだが、前日と合わせ久しぶりに漁が出来る状態のため、何とかカニを一人10杯は
持ち帰りたいところ。
  
 ところが、3時間近く経ってもカニは1杯も捕れず、今日は駄目かと思っていたところ、下げ潮が効きだしたところで
やっとポツポツと捕れ出した。
  
 昨年、カニのハサミをカットしている時に、かなりの数のハサミが根元から外れてしまったのだが、
船長にその話をしたところ、ハサミをカットする時、ハサミを握らずにカットすると教えてもらったのだが、
こうすると全くハサミがもげないことが分かった。昨年の我々は何をしていたのだろう・・(笑)
  
 後半までポツポツと捕れ続けて、何とか30杯以上捕獲することが出来た。ただし、型が揃わず、昨年に比べ
小型の割合も多かった。
  
 で、我が家に持ち帰った分がこれで、数にして11杯。
  
 9杯は蒸して、小型の2杯はみそ汁にした。
  
 カニは茹でるより蒸した方が味が濃厚で美味いとのことだが、確かに美味かった。蒸す際に、腹のフンドシに
塩を抱かせる、とネットで見たが、元々、体内に塩水が入っているようで、H氏が自宅で両方やって実験したところ、
どちらも変わらなかったそうで、やはり意味が無い作業であったようだ。
Field Reportへ戻る

トップに戻る