天草沖イカ&アラ
(2015.9.11-12)
 今年3年目になる天草沖のアカイカ(ケンサキイカ)&アラ(クエ)狙いの釣行だが、今年は、アカイカが豊漁で、
7,8月はかなり良かったようだが、9月に入り下降気味とのこと。
 今年も、会社の同僚CANAL君と二人で予約していたが、同じく8月に予約していた釣行が中止になっていたこともあり、
少々気なるものの、なかなか取れない船なので、頑張るしか無いという気持ちで出港した。
  
 ところが、船長の言ってたとおり、かなり渋く、船中アタリすら無い状態で夕マズメを終えて夜に突入した。
  
 今年も、一番下のスッテにエサ巻きスッテを付けて挑んだものの、今回は渋すぎ・・というかイカの反応すら無い・・
  
 夕食も終え、かなり経ってからやっと釣れ出したが、それでも、船中ポツポツといったところ・・
  
 あまりの釣れなさに、CANAL君と私は、メタルスッテに変えて確実に一杯ずつ狙うも、イカは釣れず、カナトフグ、ペンペンシイラ、
サワラ、タチウオと外道のオンパレード・・。
 しかし、アタリがある分、こっちが面白く、しばらくメタルスッテタックルで外道釣りを楽しむことに・・
  
 最中、たまにむこのような良型のヤリイカも釣れたものの、全体的にはアカイカは小型であった。
 小型のアカイカなので、アラのエサには丁度良いところで、夜明け前から、アラポイントへ移動して、
いよいよアラ狙い・・。  すると、隣で釣っていたCANAL君のロッドが、一気に引き込まれたが、一瞬でラインブレイク・・・恐るべし・・
 しばらくして、30m程先で他の船に乗っていた方に大型のアラが掛かり、船に引きずり上げる様を目の当たりにして、
羨ましいやら、悔しいやら・・
  
 結局、私はキロオーバーのイソフエフキを1尾釣ったのみで、大物釣り終了。
 このイソフエフキを釣れりたければ、アラ釣り仕掛けの上に、胴つき仕掛けでイカの切り身を付ければ高確率で釣れる。
 しかし、このイソフエフキ、一見、ハマフエフキに似ているが、それよりどす黒く、口の中が赤いのが特徴で、
食べても薬品系の匂いが強くて不味い。

  
 アカイカの刺身は、最高で、ミズイカ(アオリ)より甘みがあり柔らかい。
  
 今年も5杯程、船上で沖漬けを作っておき、帰って食べたが、格別に美味い。唐辛子を利かせた方が良い。
  
 天草の実家に少し分けて、自宅に持ち帰ったのが、沖漬け分とこれだけ。
 今回はショボかった。来年からは、もっと早い時期に釣行すべし!!
  
 CANAL君が釣った小型のサワラを4尾貰って帰ったのだが、一尾でこれだけの刺身がとれたし、
 塩焼き、ムニエルにして、実は、今回の獲物で我が家で一番人気があったのはサワラであった・・
  
 これが、イソフエフキの刺身で、皮目を湯引きにしたのだが、臭くて駄目だった。
 近海でよく釣れるイトフエフキには、当たり外れがあり、この薬品系の臭みがあるものも多い。
(臭く無いものは美味いのだが・・)
 タマン(ハマフエフキ)もこの薬品系の臭みがある個体が多い。
 フエフキ系の魚には注意すべし。釣った時からこの匂いはするので、釣った時点で臭ければリリースすべし。

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