深海沖マダイ
(2015.10.3)
 遂に迎えた第9回深海鯛釣り大会!今年こそはと気合いが入る!!
 毎年、参加者が増えたため、一日では対応出来ず、二日に分けて開催されている。
 4人一組で登録し、これに船長が加わり計5人が1チームとなり、最大魚の長さで競われる。
 船は24隻あるので一日24チーム、120人が釣った最大魚を争う訳で、これが二日間あるので240名が釣った最大魚を争うことになる。
 しかも、そのうち船長は二日間とも釣ることになるので、この中で一般人が際大魚を釣るのは、余程の強運が無いと難しい。
  
 まずは、大会本部で開会式があり、天草市長の出身地ということもあり、開会のあいさつがあった。
何でも4時半に起こされて、非常に迷惑な大会とか言っていたが・・(笑)
  
 今年の我々の船のbヘ18番で縁起が良いゾ!!こうやってテンションを上げて行く・・
  
 いつものように、私はタイラバで釣始めたが、立て続けに中層でアタリが出るものの、乗らなかったり、バラシたり・・
 やっと釣れたと思ったら小ぶりなマダイであった。
  
 すると、H氏が良い魚がヒットさせ、慎重にファイトをして上げた魚は、残念ながらコロダイであった。
 毎年、仕事をするのは、私とH氏のみで、J氏とCANAL君にプレッシャーをかけていたところ、J氏にヒット!!
  
 キロクラスであったが、ヒレの形等から、養殖魚が逃げ出したもののよう。
  
 その後、また、H氏に良型がヒットし、今度、こそは大鯛かと思われたが、これも外道のコショウダイ。
  
 この後、鯛のポイントを過ぎてハタポイントに入ったのだが、船長はそのまま流し続け、アオナ(アオハタ)のオンパレードとなった。

  
 そこで、再度、船を付け直したところ、今度は、J氏に良型がヒットし、ゲットしたのは2キロクラスの良型マダイであった!!
 船長曰く、推定第三位!!とのことで、船中盛り上がった。
 その後、私にも、やっと良型がヒット!!
  
 上がってきたのは、1.2キロ前後のマダイであった。
  
 潮が緩み始め、アタリが少なくなったところで、船長が深場の大型が出るというポイントへ移動。
 周りに船は無く、本当に釣れるのか、と思いながら、アタリが少ない時間帯を辛抱強く探っていると、
93gでやっと底がとれていたタイラバを根掛かりさせてしまいロスト。
 同サイズのベッドが無かったため、仕方無く100gのインチクをセットして釣り始めたところ、
底から5m程巻き上げたところで、ガツガツ、グーッとロッドをしめ込んだ!!
 水深60m付近でヒットしたのだが、10m程巻き上げたところで、巻いてはドラグを出して・・の繰り返しで なかなか魚が浮いて来ず、10分近くファイトしてやっと浮かせた魚は大鯛であった!!
  
 釣った直後に皆でハイタッチをして喜んでいると、いつの間にか周りは船だらけになっていた・・(^^;
  
 上記写真の拡大

 大会で釣れた興奮と久しぶりの大型で、魚は自己記録(84cm、6.9kg)を超えたと思ったが、
大会本部での計測で、77.7cm、5.74kgであった。
 これでも、長島海峡でのサイズとしては、かなり珍しいサイズの大物で、優勝を確信したのであった!!
 大会は二日間あり、我々は初日に参加したため、トータルでの順位はこの時点では分からないものの、
初日の1位ということで表彰された。
  
 上記写真の拡大

 初日の結果は、上記の通りで、テレビ局(TKU)の取材まで受けてしまった・・VV
  
 そして、その日のニュースに、私の実名入りで紹介され、チーム4人のアップが!!
  
 結局、翌日の釣果を加算しても、私が釣った魚がトップとなり、我々のチームが総合優勝に決定した!!
 ちなみに、優勝賞品は4人分の無料宿泊券と船の無料チャーター券で、有効期限が来年の11月まで、とのことなので、
来年の大会で使うことになりそうである。
 それにしても、凄かった!!我ながら持ってるネ〜!!
 ちなみに、今回のお土産での料理のご紹介。
 ヤズは独特の風味も無く、美味い個体であった。
  
 上はヤズの刺身。
  
 頭とカマは塩焼き。
  
 アラで吸物。
  
 マダイは、以前84cmの雄魚を食った時は、ゴムを食っているような食感で、話にならなかったが、
 刺身は寿司にしたが、一日置いたため、丁度良い加減で、まったりとした食感で美味かった。
 ちなみに、写真は、三枚におろした後の片身の半分で、1/4の刺身で、これだけの寿司が出来た。
  
 また、刺身は、サラダと混ぜてカルパッチョしたが、これも正解であった。
 他の刺身は、漬けとワサビ醤油に漬け込んでお茶漬けにした。
  
 今回、最も家族に人気だったのが、鯛飯で、一旦、焼いた腹身のアバラ付きの身をだし汁と一緒にご飯を炊き込んだところ、
身の他、皮もほぐして食べられたし、小骨が無いので、安心して食べられるメリットもあった。
最後にゆずの皮を削って乗せたが、これは正解だった。
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