深海沖五目
(2015.12.31)

★今回の釣行記は、「Field Report」と「Family Fishing」を併用しております。

 年末は、仕事含め何かと忙しく、釣りどころではなかったのだが、最後くらいは釣りに行こうということで、
息子と二人で牛深深海のレンタルボートを借りて、正月用のマダイ狙いで釣行することにしていたが、会社の釣り仲間の
J氏も参加したいとのことで、三人で釣行することになった。
 今年、最後の朝日をバックに釣りをする息子。
  
 朝マズメの良い時間帯が満潮の潮止まり前のタイミングのため、沖の駆け上がり沿いを攻めてみる計画であったが、
辺りには一隻の船も無く、不安になったが、このタイミングで移動するのはもったいないため、開き直って船を流していると
息子に良型の魚がヒットした。
  
 正月用のマダイを釣るのが目的だったが、いきなり目的達成で、皆、テンションが上がる!!
 ちなみに、このマダイ、長さは50cmだが2.4kgもあり、丸々と太った抜群の魚体であった!!
  
 ところが、後が続かず、この後は、私が小鯛を2尾釣ったのみで、他の二人には本命は来ず、流れが速くなり、
ポイントを変えるも不発で、しかも、雨に2度も見舞われ、散々の状態で午前中が終わろうとしていた。
  
 ところで、前回のジギング釣行時に、スロージギングタックルが欲しくなり、近海用としても使えるものを購入しており、
今回、この初使用でもあった。(ロッド:シマノGRAPPLER B633、リール:OCEA JIGGER1500HG)
 このため、今回の私は、タイラバよりジギングが多くなったが、スロージギングであれば、根魚、青物、マダイと幅広く狙える
利点もあるし、何より、息子が先に良型マダイを釣ってくれて目的を達成していた為の余裕が成せた技でもあった。
  
 しかし、釣れたのはジグと同サイズのカサゴばかりで、ドラグを鳴らす魚は来なかった・・・(涙)
 その後、移動中に息子が魚探の反応を見つけたため、止まって調べてみると漁礁らしき反応を見つけた。
 船は直ぐに流されてしまうため、ピンポイントで二人に仕掛けを落とさせたところ、J氏に良型(1kg)のキジハタがヒット!!
  
 この後、急流の浅場の潮目付近で鳥が水中へ突っ込んでいたため、ここでも私が操船して二人にジグをキャストさせたところ、
青物では無く、J氏に良型(800g)のアカハタがヒット!!
 結局、これを最後に予定の14時で納竿とした。
 大晦日でもあり、この日は早めの切り上げを予定しており、私と息子は、本渡に住むおばあちゃんを連れて帰り、
我が家で一緒に正月を迎えることが出来た。
 そして、翌元旦の料理は、いうまでも無く、息子が釣った鯛の生き造りである。
  
 前述したが、50cmで2.4kgなので、かなり太っており、脂の乗りも抜群で、皮目はバーナーで焼いたが、
皮目から脂が湧きだして火が付き凄い状態であったが、皮付きの刺身は香ばしく、脂が凄く濃厚で、まるで、ノドグロの
皮付きの炙りそのもので、抜群に美味い刺身であった。
  
 息子も皆に感謝され、鼻高々で、上機嫌の元旦であった。

Field Reportへ戻る

Family Fishingへ戻る

トップに戻る