深海沖マダイ
(2016.10.8)

 いよいよ第10回深海鯛釣り大会である。
 昨年、優勝でディフェンディングチャンピオンの我々は、二連覇を夢見て乗船したが、今回は私が確立した必殺”磯哲釣法”を メンバーに伝授しており、メンバーの誰かに大物がヒットする確立を上げる等、準備万端で臨むこととした。
 更に私は、ゲン担ぎで、先日、5kgの大鯛を釣った時に着ていたシャツを今回も着用していた。(笑)

 ちなみに、この日の早朝4時過ぎ、阿蘇山が36年ぶりの爆発的噴火とかで、朝焼けが凄い色をしていた。

  

 まず、船長にお願いして、9/16や昨日、私が大型をヒットさせたポイントを流してもらうも、なかなか我々が望むコースを トレースしてもらえずイライラしていると、やっと、どんピシャのコースに入った途端、CANAL君にヒット!!
 しかも、かなりデカイ・・。
 他のメンバーの仕掛けを回収させ、CANAL君のファイトを見守っていると、しばらくして、なんとラインブレイク・・(涙)
 一瞬、二連覇が見えかけていただけに、皆で悔しがった・・・。

 しばらく皆で”磯哲釣法”をやるも沈黙して、まったりムードに・・
 ここで、J氏にヒットするも、キジハタ・・しかも、いつの間にかエビラバに変えてるし・・

  

 私はというと、この日は風が強くて船が上手く立てられない状態で、左舷のドテラ流しになっていたのだが、私の位置だけ右舷だったため、 ラインが船の底を擦って釣りにならず、殆ど釣りをしていない状態で、口だけの応援者になっていた。(笑)

 すると、ここで船長からの提案で、昨年、私が優勝魚を釣ったポイントへ移動し、一発を狙うことになった。
 CANAL君は、一発狙いで”磯哲釣法”だったが、私は、ここなら何とかラインが下へ入るかと思い、エビラバ投入・・
 すると、直ぐにCANAL君ヒット!!
 しかも、かなりの大物である。
 皆、慌てて自分の仕掛けを回収し、CANAL君を見守ることに・・、というか、「もうバラすなよ!」とか、 皆でかなりプレッシャーをかけまくる・・(爆)
 
  

 そして、大型のマダイが・・

  

 やった〜〜!!

  

 昨年程のサイズでは無いが、優勝の確立が高い大物で、皆、大いに盛り上がった!!
 早速、私も”磯哲釣法”を開始するも、右舷ではラインが船下に入る為、ミヨシに座って投入することに・・  すると、またしても直ぐにヒット!!
 しかも、またデカイし〜・・

  

 船がかなりドテラ流しになっており、かなり斜めでファイトして、魚は沖に上がって回収することに・・(笑)
 先程のCANAL君の魚より小さいが、これも良型である。

  

 私の魚が上で64cm。
 下がCANAL君の魚で69cm。

  

 この後、大雨が降り出し、制限時間は沖上がりが12時であったが、我々の船は、10時半には納竿し港へ向かった。
 雨のため、早々に検量を済ませた我々は、参加賞を貰って解散したが、大会は人数の関係で翌日を足した二日間のトータルで競われるため、 後日、この日の結果と翌日の結果を確認したところ、トータルで我々の船の69cmがトップで優勝!!
 同じ日に68.5cmを釣った船があったが、主催者の市役所チームだったことから辞退して、64cmを釣った船が2位に入ったとか。
 ということは、私が釣った魚も2位タイだったということなので、大したものである。うちのチームすげ〜!!
 また、私が確立した”磯哲釣法”、これは革新的な釣法で、これをメンバーに伝授して連覇を達成させた私の采配も的中した訳で、 全て計画した通りに事が進んで最高の結果となった!!
 ”磯哲釣法”恐るべし!!



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