天草シイラ
(2002.9.15)
 盆に天草のシイラに衝撃を受けた三重県在住の天草二郎氏(ハンドルネーム)が今度は大黒屋小太夫氏 (ハンドルネーム)を連れて、また天草までシイラ釣りに来るというので、熊本からは前回のメンバー三人 (ゲロッピー、珍念、私)が付き合い半分で、また、デカシイラに挑むこととなった。
 船は高浜港の秀漁丸で午前中のみチャーター。

 上の写真、右から二郎氏、小太夫氏、珍年...ん、ゲロッピーくんが居ない??


 おっと、ここに居ました。福岡のルアーショップ(ブルーウォーターハウス)に特注した○毛付き ジンバルにご満悦の様子(プップッ!!)
 今回も自作ルアーあれこれをテストしていた。結果はまずまずだったらしい。

 今回は私も図に乗り、熊本のルアーショップ(ポットベリー)で山売りされていた一個290円の あひる君ペンシルで挑戦!?結果は悲惨なもので、この後、手を替え品を替え、色々やったが ペンペンシイラ止まり..。(涙)


 今回、皆でっかいシイラのみを狙っていたため、船の前のスペースで欲張り三人組がGT用ポッパーをフルキャスト していたところ、一匹だけ追っかけてきたメーターオーバーがポッパーを見切り、船と平行にトモ側に走り出した。 トモ側にいた私と珍念は、待ってましたとばかりにリップレス、ペンシルをキャスト! しかし私より前にいた珍念のルアーにヒット!!(くっそ〜!!)
 仕方がないので取り込んであげてると二郎氏もメーターオーバー(103cm)をヒット&キャッチ!しかし、残念ながらメスだった。


 その後に凄いドラマが待っていた。無風でベタ凪になったため、遠くまで水面の状態が見えてきた。 すると、あちこちでセイルフィッシュ(バショウカジキ)のジャンプが始まった。船はジャンプする方角 へダッシュし、皆で ペンシルやポッパーをフルキャスト!
 こんな状態を何度か繰り返していたところ、ゲロッピーくんのペンシルにでっかいセイルフィッシュが船べり まで追っかけて来て我々の前でうろうろし始めた。一斉にセイルフィッシュ目がけてキャスト!するとミヨシにいた 二郎氏のトビペンにパコッと食い付いた!慌てて二郎氏がフッキングしたものの軽いアワセだったため、 セイルフィッシュは首を振りルアーを外して逃げて行った...。あ〜っ、もったいねー。見慣れてないのでよく分からないが40kg位あったよ〜な..。
 その後、船の反対側にもでかいのが来てるとの船長の声に、一斉にフルキャスト。すると、またゲロッピーくん のルアーに反応し、さっきのよりデカイのが、これまたでかいサワラ二匹を連れて船べりまで寄って来た。もちろん 、また皆で食わせ用ミノー等をキャストしたが、今度は無反応でいなくなってしまった...。(ジグもキャストしたかったが 準備する暇はなかった)
 その後もあちこちでセイルフィッシュのジャンプはあるものの、ルアーに反応してこないので、またペンペンシイラと遊び、 約束の昼になったので帰港することに..。
 結局、今回はでかいシイラは居なかった模様。せいぜいメーターオーバークラスが数匹見えたのみであった。たぶん 時期的なもので、これから秋にかけ、北からの戻りシイラのデカイのが混じってくるハズである。


 今回、不完全燃焼ぎみの私は、珍念と二人で帰りに数箇所メッキをやったが、あまりパッとしなかった。
 しっかし、あのセイルフィッシュは惜しかったな〜。せめて写真だけでも残しておきたかった。でも、一瞬の出来事 だし、アングラーならやっぱりカメラよりロッドを握るよね〜。ゲロッピーくんはこのタイミングを逃さず、ロッドを置き 写真を数枚撮ったらしいが、乱反射でうまく撮れなかった模様。
 船長によると、これから更にセイルフィッシュの数が増えるそうで、本気で狙ってみるのも 面白いかもしれない。

 
Field Reportへ戻る トップに戻る