天草陸ッパリ五目
(2016.12.29)

 年末恒例の正月用魚調達の為の釣行の前日、天草の実家に泊まることとし、夕方、天草へ向かった。
 今年は息子が高校受験の為、私一人であるが、夕方に天草到着する訳は、夕マズメにチョイ投げでメバル釣りをしたかったからである。
 今回のポイントは、ダイビング仲間から大型メバルが冬場に集まると教えて貰ったポイントであるが、 メバルは手前のゴロタから急激に落ち込んだ所に居るとのことで、手前の浅瀬のゴロタが邪魔をして根掛かり連発という難しいポイントである。
 遠投が必要なのだが、この日は風が強かった為、3gのジグヘッドをチョイス。
 早速、ヒットしたのは小型のカサゴで、ここでは珍しい小型で、以前は手前のゴロタで大型のカサゴが連発したのだが、 今回は、ボトムを意識したトレースでは無かったこともあるが、カサゴはこの一尾だけでのヒットであった。

  

 かなりキャストしたものの、アタリが無い為、ゴロタが密集したコースへ遠投し、着底後、リトリーブを開始したところヒット!!
 良型メバルかと思い、喜んでいると、少し寄せたところで根に潜られてしまった・・。
 根から出るのを待って、出たところでファイトを再開し、ロッドを立てて、必死にゴリ巻きしてあと少しというところで、 また根に潜られてしまい、また、しばらく根から出るのを待って取り込んだ魚はビッグサイズのカサゴか!と思いきや、 30cmUPのキジハタであった。
 シャローなゴロタ場をライトなメバルタックルで寄せてくる為、このサイズの根魚を取り込むのは大変である。
 我ながら、二度も潜られた魚を諦めずに、よく待てたものだと感心した(笑)
 しかし、最近、ボートからハタ類を専門に狙うようになって、明日も釣れるであろサイズの魚なので、余り嬉しくも無かったのは、 贅沢というものか・・。(笑)

  

 そうこうしていると、辺りが暗くなり、水面でバシャバシャとライズが始まった。
 沖の大型メバルが浮き出したと思い、ワームを遠投すると即ヒット!
 スルスルと上がって来たのはセイゴであった。

  

 その後、セイゴをもう一尾追加したところで、隣の堤防の常夜灯下でもバシャバシャとライズが始まって、 移動して、今度はペンシルをキャストすると、即ヒット!!
 しかし、エラアライをして上がって来たのはヒラセイゴであった。

  

 その後も、ワンキャスト、ワンヒットでヒラセイゴは釣れたものの、大型メバルの気配が無かった為、サッと止めて納竿とした。
 翌朝は暗いうちから本命のボート釣りで移動だし、ほんのチョイ投げであった。

  

 実家に弟と甥っ子が来てたので、魚はキープすることとし、締めずに持ち帰ったところ、全て生きていて、 まな板の上で締めたので身が新鮮で、キジハタの刺身は甥っ子が絶賛していた。
 やっぱり天草に家があると、釣った魚を活魚で食べられるのはいいな〜。


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