緑川の活性がイマイチのようなので白川へ行ってみた。今朝の熊日新聞の釣りコーナーで
紹介されていたためか人が多い。とにかく多い。
ある程度予想していた為、暇人?の珍念に下見を依頼して、昼間に幾つかのポイントを
チェックしてもらっていた。
最初のポイントは後から来た常連二人に奪われてしまったが、幸か不幸か、次のポイントで
試しにスプラッシャーをキャストすると、一投目からバホッと出た!これはおしくも乗らなかったものの、
次のキャストでまたバッホ!!今度は更に大きな音で出て、バシャン、ドッバーンと物凄いエラ洗い、
そしてロッドにグーっと乗った。次の瞬間、ドラグが鳴り走り出した。
トルクのある重い引き。間違いなくランカーだ。迫力あるエラ洗いを何度も繰り返し、魚が見えた。
デカイ!こりゃ〜ハンド
ランディングは無理だ。初めてのポイントで底の様子も分からない..。そして長引くファイトで
腕が張ってきた。駆け寄った珍念に
「腰のギャフを取ってくれ!」と言ったところ、「ギャフなんて無いっすよ。」ン...
「車に忘れたぁーーーー!!」「ダッシュで取ってきてくれーー。ダッシュぞ!ダッシュ!」
「はっ、ハイッ」そう言って一瞬走り出したが、戻ってきて「カギを下さい。」...
「おっ俺のポケットに〜」そう言うとウェダーをずらして珍念の手を入れさせた。多少、抵抗
あったが、この際、そんなことどうでもよい。そして車へ走っていった。
その間、かなり重い魚を少しずつ寄せてきた。途中、何度か激しいエラ洗いを見せ、はらはら
したが、何とか足元まで寄せてきた。そして白い腹を何度か上にし、観念したようだ。デカイ!10kg、メーターUPか?膝が笑ってきた。
今ならギャフが打てる。早く来い〜、早く来い〜、早く来い〜......振り返ると、まだ車の車内灯
が点いている。何やってるんだー、早く来い〜.....
次の瞬間、信じられないことがおきた...プツッ.....ラインが軽くなった....
回収してみるとリーダーから切れていた....ウォーーーーッ!泣泣泣泣
そして珍念がギャフを持って来た...。遅い..。
俺はいつもこうだ。昨年もこんなのが二度もあった。
あ〜っ。
しばらくは、ため息ばかりついていたが、何とか気を取り直して、というより呆然としながら、ルアーをアイルSBに付替えてキャストし始めた
ところ、またバホッ!と出てヒット!
まあまあの引きなのだが、先ほどの半分くらいの力しかなく、比較的楽に寄せてきたのは
80cm級のプリプリシーバスであった。
メジャーをあて、私が「80cm。」と言うと、「いやいや79.5cmですねー、これは。」と
冷たく冷静に珍念がつぶやいた。少しは気を使ってくれればいいのに...。
リリース後、キャストを再開したが、その後はヒットもなく終了。明日リベンジだー。明日はリーダーを無茶苦茶太くしてやるー!
ウォーーーーーーーーーーーッ泣泣泣泣泣泣!!