天草ムツ
(2002.11.15-16)
 とにかくこの時期になると忙しい。美味しい魚(魚種)が沢山釣れるからである。あちこちから爆釣情報が飛び込んで 来るため、のんびりマルスズキ等釣ってられないのだ。川へ行けばBIGシーバスが釣れる時期でもあるのだが、他が気になって それどころではない。私の頭の中は、ミズイカ(アオリイカ)、甲イカ、ヒラス(ヒラマサ)、ブリ、カンパチ、ヒラスズキ.. の爆釣...まるで水族館状態..
 その中の一つに堤防からのムツ釣りがある。とても美味い魚だ。 実は、数日前、尾池師匠が天草のとある堤防へムツ釣りに行き、短時間で40匹GETしたとのことで、この日も仕事の 関係で天草へ行くので帰りに釣って帰るとのこと。このチャンスに合わせ、私も昼から有休をとり一路天草を目指した。
 

 ただムツを釣るだけなら一人で行けばよいのだが、何故、尾池師匠に合わせるのか..それは、爆釣のテクニックを 学ぶためだ(*^o^*)。
 一般的なアングラーなら、潮が良くて、せいぜい10〜20匹前後釣れたら良い方だろう。 短時間(2時間前後とか)で40匹釣る師匠はやはり凄いのである。  はっきり言って、この類の釣りをさせたら師匠の右に出る者はいない。私の長い釣り暦の中で見たことがない。研究と 実践を重ねてのノウハウが蓄積されているのだ。雑誌やTV等メディアでは、人真似ばかりで皆同じことを偉そうにやってるが、 師匠の釣りは、かなり独創性が強い。何より釣る。ほんと釣る。なので、師匠が爆釣と言っても、他のアングラーもそうか というと必ずしもそうではない。先日も師匠は40匹釣ったものの、後から来たアングラー2名は2、3匹しか釣れなかった 模様。  ちなみに、これがムツである。

 成長すると200m〜700mの深海に生息するようになるという。この魚、若魚のうち(特に秋から春先の冬場中心)は沿岸部の 潮通しの良い岩礁地帯や堤防等に群れでみられる。大きさは、20cm〜30cm位でアベ25cmといったところか。体のわりに目が大きいので 写真で見るとネンブツダイ位に見えるが、実際は大きい。食味の方は、白身でクセも無く、フライやてんぷらで頂くとGOOD! 干物にしてもGOOD!
 前置はこれくらいで、日も暮れ始め、いよいよムツ釣り開始である。師匠によると先日はバシャバシャと一面ムツのライズ があり、堤防内にも入り込んでいたそうだが、この日はさっぱり。そして釣りの方も渋い...。それでも、師匠はポツポツ と釣り、3時間経過した時点で師匠15匹前後、私はまだ0。見よう見まねでやってみたが、この渋い状態では、私のような 一般的なアングラーではお手上げである。師匠がいなけりゃ、魚がいないと思い帰ってるところだ。 ここで、師匠に頭を下げ、色々と教わることにした。
 まず、使用しているワームから違う。このクラスの代表的なワームのエコギア・グラスミノーS(グロー)かと思っていたら違う。 よく似ているのだが、他のメーカー物で、師匠いわく、ムツにはこれが一番だとか。また、リトリーブスピードや 泳層等のケースバイケースの使い方等を教えてもらった。また、反則技までも...しかし、この反則技にもいろんな テクニックが必要だった...(笑)
 教わった通りにやると、釣れる、釣れる...(笑)。
 時折、タチウオが入ってきてベイトのキビナゴを追いまわす。私が2度バラシた後、師匠にヒット!


 そこで私もタチ狙いでシコ・ヴィブラに替えキャストするとヒット!

 しばらくして干潮の潮止まりになった。この時点で、師匠がムツ40匹前後にタチ1匹。 私はムツ10匹前後にタチ1匹。ここで、子供さんの具合が悪いとのことで師匠は帰宅。時計を見ると 12時をまわっている。私は残り、しばらく粘ったがタチウオを1匹追加したのみ..。私も帰ろうと思い、 車に荷物を積んでいたところ、最初に釣ってた隣の堤防が気になり荷物を減らして、再度挑戦。すると、 ポツポツとムツが釣れだした。
 ところが、後から来た二人組に場所を横取りされてしまって、あえなく退散..。再度、車に荷物を積んで 帰り支度をしていると、潮が変わったことを思い出し、今度は、さっきまでタチウオを釣ってた堤防が気になり行ってみ ることにした。それにしても、この執念深さには我ながら恐れ入る(笑)。

 ところが、釣りは最後の最後まで諦めないもの。潮が変わったその堤防は状態も良く、あちこちでバシャバシャ とライズが...(^〇^)
 私は、さっき師匠から教わったテクニックを余すことなく発揮?し、釣れるは、釣れるは、...大爆釣!!
 結局、朝まで釣れ続きクーラー満杯に..。ワッハッハ。
 明け方、隣の堤防を見てきたアングラーが教えてくれたが、私からポイント奪った二人組みは何も釣れてなかった模様 。ザマーミヤガレ!(^〇^)

 自宅で数えてみたら、なんとムツ88匹にタチウオ2匹の計90匹也!
(おそらく、私が一人で釣った数では過去最高記録)  このムツって魚、美味いんだな〜。これ食いたさで徹夜で頑張ったのだ。えっ、こんなに釣ってどうするのかって? ご心配無く。フライの衣を付けた状態(揚げる前の状態)で冷凍すれば、そん色なく日持ちするんです。私は 釣りをして家計を助けているんです。ハイ!

 
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