緑川シーバス
(2003.3.29-30)
 公私共に何かと忙しい日々を過ごしているこの頃であるが、週末に一度は竿を振らないと落ち着かない のは私だけではないかと思う..ってな訳で、土曜の深夜、家を抜け出してちょっと白川へ。
 ところが、ポイントに着くと時合はとっくに過ぎている。やっぱりな、と思いつつ 水面を見ているとあちこちでバフッとか、バタバタッと70cm前後のスズキらしき気配が漂っている。
 いうまでもなく色々試してみたのだが、時合が悪いのか、運が悪いのか、腕が悪いのか..さっぱりであった。
 魚の気配はあるため、どうも諦めがつかない私は、この際、ポイントを開拓してみることにした。
 そして見つけたポイントにはいると、潮がひいて潟が5mも出た先の岸沿いの水面で大型の魚がバタバタと何やら集まっているではないか。 凄い状態!!ちょっと怪しい気もするが、キャストするとガツッときた後、バタバタッと派手に暴れたが乗らず、次に少し離れた場所に 2投目をキャストすると今度はガツンとヒット!!今度はバッチリとフッキング!(でもガツンときたところが怪しい) シャローのためバシャバシャと 派手に暴れてエラ洗いも派手だ。ロッドワークでなんとか障害物からは引き離せたものの、ここで大きな問題が 立ちはだかった。スパイクを履いているので斜めのブロック護岸は降りられるものの、5mはある潟の先に水面があるのだ。悩んだ結果というか答えは一つ しかないのだ。そう、潟の上を引きずってブロック護岸まで寄せるしかないのだ。しかし、潟に魚がぬかって思うように 寄って来ない。ロッドで寄せられるレベルではないため、ブレイク覚悟でラインを引っ張ると、なんとかブロック護岸の 下まで寄せることができた。が、ここでフックが延びて外れてしまった。魚はブロック護岸下の潟でバタバタと暴れている。私はブロック護岸 を恐る恐る滑らないように下り魚をキャッチ!!
 魚は、...潟まみれで、しかも強引に引っ張ったためか血だらけであった。何かおかしいと思った引きは...やはり..。
 一応、計ると65cm。そして、これまた一応、写真も撮ったのだが、ちょっと気分が悪くなる画像だった。 どうしようかと思ったが、マニアのため、見たい人のみお見せすることにした。勇気ある人は ここをクリック。
 リリースは、潟のため仕方がないのでブン投げたところ、なんとか川まで届き、バタバタと泳いで行った。
 後味が悪かったため、セイゴでも釣ろうと思い緑川へ。
 しかし、かなりのアングラーに叩かれた後らしく、ルアーに反応しない。そこで、コモモのブラッドレッドを キャストしてみたところ一発でヒット!!意外と引きが強く、あれっ、70cmサイズかなと思って寄せると、 小さかった。 

 49cm。でも稚鮎を食ってるのか、先日の天草のシーバスと長さ的には同サイズながら ボリュームがある。引くはずだ。一応、満足。
 これで気分良く一週間が迎えられる。来週末はトカラだぜ。
 
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