今年の春は青物が不調で、天草のどの船もパッとしない。釣れてもいないのに、釣れた、釣れたと
宣伝しアングラーを集めている船が多い中、キャプテンOIKE号(マスターマリン)は、
ターゲットを早々にタチウオに切り替え、アングラーを楽しませている。
釣れてる魚、すなわち旬の魚を釣らせてくれるのがキャプテンOIKEのモットーなのだ。
(本人が言った訳ではないが(爆))
今回は私が所属するRED EYEメンバーを中心にチャーターし、午前中はタチウオバトルで、
昼からは餌でキス釣りを楽しむことにした。
ところが、楽勝と踏んでいたタチウオであったが、早朝から不調で釣れない...、怪しい雰囲気
だったが、9時頃からボツボツと釣れはじめた。
朝早いうちだと水面近くでヒットするのだが、やはりどうもタナが低いようだ。
私の得意とするパターンではないが、なんとかGET!
”えいとまん”はリズム良く巻き上げてくる得意のパターンで釣果を伸ばす。
凄かったのが、えいとまんJr.で、スランプらしい時間帯もなく、ひとりでポツポツと
釣果を伸ばしていった。
バトルの途中、”えいとまん”にいいアタリがあり、あがってきたのはグッドサイズのマゴチであった。うらやまし〜...
私も似たような魚を2匹釣ったのだが共にエソだった。(涙)
トップは10本前後釣っているのに、最後までひとりだけ釣れなかった珍念も待望の1本。
この後、ポツポツと釣り、私と和尚を入れた三人でビリ争いを演じることになる。
初顔会わせの加勢川漁師氏も、前半苦戦したものの後半ポツポツ釣り何とかお土産確保。
終盤、コツをつかんだ私は、何とかビリ争いから抜け出すことに成功したが、あまりにも
遅すぎた...。
それにしてもRED EYE5名に加勢川漁師を加えた6名を負かすとは...
”えいとまんJr.”恐るべし!!
タチウオバトル結果 |
成績 | 名前 | 釣果 |
---|
優勝 | えいとまんJr. | 19 |
2位 | えいとまん(REDEYE) | 17 | >
3位 | Captain OIKE(REDEYE) | 15 |
4位 | 磯哲(REDEYE) | 12 |
5位 | 珍念(REDEYE) | 10 |
6位 | 加勢川漁師 | 9 |
ビリ | 和尚(REDEYE) | 4 |
昼からはキス釣りバトルに切り替え、場所移動。本来なら50cmUPのアカグチで
バトルをやりたかったが、前日の釣果が悪く、別のポイントでキスを狙うことにした。
ここのキスは大きく、殆ど20cm以上でアベレージ22、3cmといったところで、
数も多く、外道も少なく良いポイントだった。
ここでも”えいとまん”好調で、ボートからのキス釣りは初めてと言っていたが、途中から
コツをつかんだらしく爆釣!普段からよくキス釣りをしている和尚を軽く抜き去りトップに。
「釣りはセンス」とよく言うが、このような数釣りでは長時間やるとはっきり実力が数字に出る。
釣りにジャンルはあってもセンスは共通と思っている。どんな釣りでも一度数釣りやってみると実力が
分かるものである。
一発大物は、殆どの釣りの場合「運」が左右し、技量ではない。私みたいな下手の横好きタイプは、
回数重ねる分だけ「運」も回ってくることから、よく行くスズキ等、大きさでの自己記録はそこそこあっても
センスがある訳では決してない。(良く分かっているではないか。(爆))
また、このキャプテンもセンスがある釣り人で、クラブ内で勝負すると大抵、”えいとまん”か
どちらかが勝っている。また、いつもビリをキープして、帰りに皆にソフトクリームをご馳走する
ハメになる人もいるが...。このようなことを考えると、やはり数釣りは実力差が出るゲームのようだ。
哲学的?な話をしたが、もともと私の名前自体が、磯の崎で哲学をたれる雄という意味があり、仕方が
ないのであり、ご勘弁願いたい。(爆)
それにしても、ここのキスはよい型だ。卵を持っていて美味い。結局、キスは全体でこのサイズが
100尾以上釣れて、皆満足した模様。
午前のタチウオが7人で86本と今イチだったが、午後のキスは結構釣れて満足した。
タチウオは後半、コツをつかんだような気がするので、次は一人で30本を目標に頑張るつもりだ。(爆)
(予約、問い合わせは、キャプテン尾池(マスターマリン)TEL090−8412−1724まで)