天草ジギング
(2003.5.17)
 今年の春は青物が不調で、天草のどの船もパッとしない。釣れてもいないのに、釣れた、釣れたと 宣伝しアングラーを集めている船が多い中、キャプテンOIKE号(マスターマリン)は、 ターゲットを早々にタチウオに切り替え、アングラーを楽しませている。 釣れてる魚、すなわち旬の魚を釣らせてくれるのがキャプテンOIKEのモットーなのだ。 (本人が言った訳ではないが(爆))
 今回は私が所属するRED EYEメンバーを中心にチャーターし、午前中はタチウオバトルで、 昼からは餌でキス釣りを楽しむことにした。
 ところが、楽勝と踏んでいたタチウオであったが、早朝から不調で釣れない...、怪しい雰囲気 だったが、9時頃からボツボツと釣れはじめた。
 朝早いうちだと水面近くでヒットするのだが、やはりどうもタナが低いようだ。 私の得意とするパターンではないが、なんとかGET!


 ”えいとまん”はリズム良く巻き上げてくる得意のパターンで釣果を伸ばす。


 凄かったのが、えいとまんJr.で、スランプらしい時間帯もなく、ひとりでポツポツと 釣果を伸ばしていった。


 バトルの途中、”えいとまん”にいいアタリがあり、あがってきたのはグッドサイズのマゴチであった。うらやまし〜... 私も似たような魚を2匹釣ったのだが共にエソだった。(涙)


 トップは10本前後釣っているのに、最後までひとりだけ釣れなかった珍念も待望の1本。 この後、ポツポツと釣り、私と和尚を入れた三人でビリ争いを演じることになる。

 初顔会わせの加勢川漁師氏も、前半苦戦したものの後半ポツポツ釣り何とかお土産確保。

 終盤、コツをつかんだ私は、何とかビリ争いから抜け出すことに成功したが、あまりにも 遅すぎた...。
 それにしてもRED EYE5名に加勢川漁師を加えた6名を負かすとは... ”えいとまんJr.”恐るべし!!
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タチウオバトル結果
成績名前釣果
優勝えいとまんJr.19
2位えいとまん(REDEYE)17
3位Captain OIKE(REDEYE)15
4位磯哲(REDEYE)12
5位珍念(REDEYE)10
6位加勢川漁師 9
ビリ和尚(REDEYE) 4

 昼からはキス釣りバトルに切り替え、場所移動。本来なら50cmUPのアカグチで バトルをやりたかったが、前日の釣果が悪く、別のポイントでキスを狙うことにした。
 ここのキスは大きく、殆ど20cm以上でアベレージ22、3cmといったところで、 数も多く、外道も少なく良いポイントだった。

 ここでも”えいとまん”好調で、ボートからのキス釣りは初めてと言っていたが、途中から コツをつかんだらしく爆釣!普段からよくキス釣りをしている和尚を軽く抜き去りトップに。

 「釣りはセンス」とよく言うが、このような数釣りでは長時間やるとはっきり実力が数字に出る。 釣りにジャンルはあってもセンスは共通と思っている。どんな釣りでも一度数釣りやってみると実力が 分かるものである。 一発大物は、殆どの釣りの場合「運」が左右し、技量ではない。私みたいな下手の横好きタイプは、 回数重ねる分だけ「運」も回ってくることから、よく行くスズキ等、大きさでの自己記録はそこそこあっても センスがある訳では決してない。(良く分かっているではないか。(爆))

 また、このキャプテンもセンスがある釣り人で、クラブ内で勝負すると大抵、”えいとまん”か どちらかが勝っている。また、いつもビリをキープして、帰りに皆にソフトクリームをご馳走する ハメになる人もいるが...。このようなことを考えると、やはり数釣りは実力差が出るゲームのようだ。

 哲学的?な話をしたが、もともと私の名前自体が、磯の崎で哲学をたれる雄という意味があり、仕方が ないのであり、ご勘弁願いたい。(爆)
 それにしても、ここのキスはよい型だ。卵を持っていて美味い。結局、キスは全体でこのサイズが 100尾以上釣れて、皆満足した模様。

 午前のタチウオが7人で86本と今イチだったが、午後のキスは結構釣れて満足した。 タチウオは後半、コツをつかんだような気がするので、次は一人で30本を目標に頑張るつもりだ。(爆)
(予約、問い合わせは、キャプテン尾池(マスターマリン)TEL090−8412−1724まで)

 
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