緑川シーバス
(2003.6.28-29)
 ルアーファンの皆様、長らくお待たせしました。別にサボっていた訳では無く、 最近、釣行計画と天気が思うように噛み合わず、また、特にいい情報も無かったので家庭サービスを兼ねて テナガエビやシャコ釣り(本HPのFamily Fishing参照)等やってたのだが、予想以上にハマッて しまってルアー釣りの方が後手にまわっていた。(笑)
 さて、最近は梅雨らしく雨ばかりで、河川も増水ぎみ。リバーシーバスには最適の条件が 続いている。
 今週も潮は良いのだが、天気予報は雨マークでジギングに行く気にもならず、 金曜の夜は緑川でリバーシーバスと決め込んでいた。
 ところが、準備はしていたものの、予期せぬ突風が吹き断念。台風並だった。(涙)
 そして翌日、今日は行かねば・・と思っていると雨が止まない・・。もし今日も休めば、 おそらくホームページの更新は更に延びることになる・・・。よし、数少ないファンの為にも 出動するか〜、と重い腰を上げたが、誰か道連れをと思い、近所の潜り屋と珍念に声をかけるも、 二人とも、「お客が長居して・・」、「体調が悪く・・」等とみえみえの理由で断った。仕方 なく雨の中、一人で出動することにした。
 川へ着くと、予想していたゴミ(外来の水草であるウォーターレタス等)は流れて来ておらず、 いい具合に流れている。濁りは少々きついが、これは貰ったと思った。
 ところが、色々やっても反応は無く、集中力が無くなりかけてきた頃、背後から「どうですか?」 と和尚がフィッシングスタイルで声をかけてきた。
 最近は修行の為、私と行動を共にせず一人でポイント開拓しているハズだが・・。「いや、車があったんで 覗いただけです。」と言ったが、しばらく話しをしてると「先週、ここでバラシましてね〜・・」 やっぱり、このポイントで釣ってるんじゃね〜か。そして「下流側へ行ってみます。」と言って 車の方へ行った・・・。ちょっと可哀想に思えたので携帯で「ここでやったら?」と言ったところ、 待ってました(爆)とばかりにロッド持ってやって来た。
 しばらくは距離をとってキャストしていた和尚であったが、徐々にいつものように私の キャスティングエリアに侵入してきて、私の真下までルアーをキャストし始めた。よくできた 弟子である。妙なところばかり真似なくてもよいのだが・・・。
 しばらくして、我々は見切りをつけ他のポイントへ入ることにした。私は手堅く?セイゴでも 釣って帰るコースをとり、和尚は一発を狙って開拓の旅に出た?。
 前置きが長くなったが(だったら書くな、と言われそうだが)、私はセイゴを釣ろうと思い、 セコく「メガバスX−80SW」を取り出しキャストした。するとすぐにヒット!

 久しぶりの魚の感触を楽しんだ後、抜き上げると48cmのセイゴくんだった。やっぱ、シーバス は楽しいな〜。セイゴでも釣れりゃあ楽しいじゃん。ところがリリース後、しばらくキャストするもアタリ無し。  そろそろ帰るかと思いつつ、最後に今まで届かなかったエリアまで遠投してみたところヒット!!
 割りとすんなり寄ってきたので、さっきと同じサイズと思っていたら、手前でエラ洗いをして魚体が見えた。 70cm位あるんじゃ・・そして取り込もうとしたとき、うっかりテトラに巻かれてしまった。(涙)
 ラインを張るとツツツーっと引っ張る。掛かってるんだがな〜・・。ラインを緩めてしばらく待った ところ、うまく外れてファイト再開!ん、ところが何かおかしい。確かに魚は掛かっているんだか、 藻が包まったように妙に重い・・。そして、手前で魚が見えた時に分かったが、エラの下あたりに掛かって いるではないか。さっきまでは口に掛かっていたのに・・。そう、テトラに絡まったりしている間に フロントフックが外れて、テールフックを支点に後方へ回ったのだった。そして、またテトラに巻いてしまった・・ 何を初心者のようなことをしているのだ、と自分に情けなさを感じて、またラインを緩めていると 、また、うまく外れてくれた。そして、リーダーをつかんで抜き上げた。(フゥ〜ッ) 計測すると70cmジャスト。見た目、もっとありそうに感じたのはボリュームのせいか。

 写真ではよく分からないが、腹が膨らんでいる。たっぷり鮎を食ってる様子。ルアー雑誌的に表現 するならナイスコンディション!となるのか。
 後方に回ったフックを見ると、幸いにもエラには掛かっておらず、ヒレのすぐ下の部分に掛かり、 多少、傷はあったが、致命傷にはならないだろうと判断しリリース。元気よく帰っていった。

 久しぶりのシーバスであったが、やっぱ楽しいな〜シーバスは。(笑)
 ちなみに、開拓の修行に行った和尚はボウズだったらしい。あちこちで釣れた夜なのだが・・・
 
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