今週末も、これといった釣りの予定が無かった私は、土曜の未明から明け方にかけて
近場の緑川へシーバス狙いで出かけた。
淡泊なのか、普通、私が緑川で釣りをする場合は、1、2箇所のポイントで計2〜3時間
の釣行なのだが、今回は、久しぶりに延べ9箇所、約6時間の濃厚な釣りを行った。
理由は簡単で、魚のバイトはかなりあり、魚は居るのに釣れない状態で、イライラしてたら
時が経っていただけなのだ・・・(爆)(特にトップに出た魚はデカかった(涙))
という訳で、何だかんだで明け方近くになり選んだポイントで、私が水際に近づいたところ、
私に驚いたのか、足元から沖へ移動する大きな魚を発見。このパターンでは、まずヒットしないだろう
と思いながらも、メガバス110SWを魚の進行方向へキャストしリトリーブを始めたところ、雑巾でも引っ掛けた
ようなアタリがあり、ロッドできいてみたところグググッと動いた!さ、魚だ!
慌ててアワセを入れ寄せるも簡単にスーッと寄ってくる。そして最初に見えたのが尾ビレだった。
何だ、スレだ〜。しかし、幽かに見えたヒレから魚は大型のようだ。
簡単に岸際まで寄ってきたものの、やっと自分の状態に気がついたのか、突然凄い勢いで沖へ走り出した。
ドラグはジージー出るは、尾ビレに掛かっているためロッドは小刻みに叩くは、無理すれば
バレるは、・・はっきり言ってファイト的には実に楽しい。このような掛かり方をした場合、相手が完全
に疲れるまでファイトしなければ、まずキャッチすることはできないだろう。
私は、ロッドを倒し、ドラグを少し緩めて長期戦に備えた。実際、かなり時間をかけた。針穴が
大きくなりバラすのではないかと心配しながらも、幽かに見えた体高ある魚体と大きな尾ビレから、
シーバスの大きさを想像するのが楽しかった。どうせスレなのでバラシてもいいかなと思う余裕と、
釣り揚げて、魚を見てみたいという矛盾もあり、何とも複雑な気持ちでのファイトであった。(笑)
そして、やっとズリ揚げたのは、5kgはあろうかという丸々太った・・・鯉であった。(爆)
しっかし、ま〜、何を食ったら、こんなに腹が出るのだろうか・・、水前寺公園の豚鯉並みだよ(*^o^*)
陸にあげている時間が長かったにもかかわらず、水に戻すと元気に帰って行った。シーバス
に比べてかなり強い魚のようである。
花見が終わったら、うちもそろそろ鯉のぼりの準備でもすっかな!(爆)