天草ヒラスズキ
(2004.5.3)
 せっかく天草・本渡まで帰省しているにもかかわらず、2日は南東の強風で雨。 これにはどうすることも出来ずに、実家で妹夫婦らと酒飲んで釣りは中止。
 3日は南西の風で雷雨。4日は北西から北の風で昼から晴れの予報。できれば、 4日に天草西海岸でヒラスズキを狙いたいところだが、4日は熊本の自宅へ 家族を連れて帰る予定になっており釣行は無理。そう考えていた3日の朝、天草西海岸で 漁師をしているかついち君から電話が入り、「時化始めですが、行きますか?」 とヒラスズキのボートゲームのお誘いがあった。今日は時化初めで強風、オマケに 朝から時化出したため、サラシに魚が入ってきてるか不安があったが、何もせずに 実家でテレビ見てるよりマシだと思い、行くことにした。
 ところが、やはりというか、予想以上というか、風が強くキャストがまともに出来ない。 オマケに波も高くなってきており、遠くまで行けない状態であった。
 やっぱり家で酒飲んでおくべきだったかな〜と思いながら、 とりあえず近場のポイントを叩いてみると、いきなりヒット!!サラシに着水後、 リトリーブを始めてすぐガツン!ときた。サラシのヒラスズキ独特のアタリである。 次の瞬間、尾ビレが出てバタバタと暴れた!!いつ見ても良い眺めである。
 ところが、フッキングせずルアー(ファルコンSB/Iron)を回収してみると フックユニットはちゃんと外れているにもかかわらずクラッチフッキングしていなかった・・・(涙)。



(詳細はファルコンのHPで)

 何故、クラッチフッキングしなかったのだろうか と考えていたところ、かついち君から「フックユニットにオイルは塗ったですか〜」 との声。(こうしておかないとフロントフックがうまくスライドしないケースがある) 「前回の釣行前に塗ったよ、ほらっ、・・あらっ・・・」滑らない。スライドしない。 まめに塗らないと駄目なようだ。なんか今の魚デカかったような・・・(爆)
 かついち君の船外機のグリスをフックユニットに塗りつけキャストを再開したが、 ポイントが荒れたのか、その後、アタリが無く移動することにした。
 ところが、突風のため帽子も被ってられない状態になり、波は被るは、ルアーはまともにキャストでき ないは、移動するにも船がひっくり返りそうになるはで、結局、最初アタリがあった ポイントまで戻ってくることになった。
 しかし、サラシもだいぶ濃くなっており、今度は期待が持てる。一投目、遠めからキャストするも 横風が邪魔してサラシの手前に着水した。あちゃ〜。ところが、糸ふけを回収したところで巻けなくなり、 ロッドできいてみたところ、グングングン!掛かっとる!!格好悪いがとにかくヒットや〜♪
 それにしてもいい引きだ。磯からのヒットだと波が手前に打ち寄せるため比較的寄ってくるが、船から だと逆になる。波に逆らって寄せることになるので波の力も加わり重い。これも経験してみないと 分からない要素だった。

 結局、揚がってきたのは60UP程度の魚だったが、最近、まともな魚釣ってなかった ためか、苦労してボートから釣れた魚だったためか、妙に満足感が込み上げてきた。
 そして、この後、もう1匹50UPサイズを追加したところで撤収した。
 「この風が治まる時がチャンスやね。」とお互い話しながら分かれたが、その翌日、 かついち君はナント80UPを頭に20ヒット、14キャッチという大爆釣を味わったとか!!
 
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