昨日の大雨で川は増水しており、濁りが気になったが週末ということもあり、緑川へ行ってみた。
ところが、その時合で釣れそうなポイント4箇所回ってみるも、全て先客が入っており、仕方なく
白川へ移動することにした。この時期にこんなにアングラーがいるとは正直ビックリした。年々、
シーバス熱も高まってきているようで、序所にではあるが、ベストな時合にベストなポイントへ入るのが難しく
なってきている。嬉しいような、悲しいような、複雑な心境である。(笑)
移動した白川の方にもアングラーはいたが、なんとかポイントに入ることができ、やっとキャスト開始!
しかし、濁りがキツ過ぎるのか、2時間程やったがまったく気配無し・・・。諦めて、また緑川へ引き返すことにした。
ところがこっちも白川同様、気配が感じ取れず、しばらくやったが反応無し。そこで、最後の砦的ポイントへ
移動。ここは、この時期大きいのは期待できないものの、確立が高くボウズは少ないポイントである。
ファルコン、コモモ、リップルポッパーと交互にやってみるが、どうも表層には反応が無い。そこでX−80を
アップストリームキャストし、ロッドを立てて速めのリフト&フォールでポイントを通過させると一発で
ヒット!!やっばりリバーシーバス攻略には、その場、その時のシチュエーションに合ったルアーとルアー操作が
必要だな、とつくづく感じた。
メジャーをあてると62cm。この時期、このポイントのアベレージサイズで、
コンディションはまずまずのシーバスであった。
X−80をガッポリくわえている貪欲なシーバス。悲劇はここから始まった・・・・。
ルアーを外そうと、短いプライヤーで外しにかかったところ、魚が暴れてフックが指に刺さってしまった。
最初はすぐ抜けるだろうと思っていたが、深く刺さっており抜けない・・・(*o*)
フロントフックは魚に、テールフックは指に刺さっている状態である。とりあえず、そ〜っと
フロントフックを外しにかかるが、ここで暴れられたらたまらない。「頼むからじ〜っとしてろよ。」と
魚に話しかけながら外したが、気持ちが通じたのか、外す間は魚もじっとしていてくれた。(-_-;)
投げ捨てるようにリリースしたが、魚の方は元気に帰っていった。
一般的に、このような場合は、一旦、フックのバーブの部分が出るまで突き通してから、フックの
根元部分をペンチでカットする、といわれるが自分でやろうとしても痛くてとてもできるものではない。
結局、この状態で車を運転し緊急病院で麻酔を打って上記の作業をしてもらった。何が痛いって、麻酔を
指に2箇所打たれたが、これが一番痛かったっス。(T_T)
いゃ〜、この釣りを20年近くやっていて、初めての出来事だった。今までは軽く考えていたが、実際やって
みると大変だ。今後はロングのプライヤーしか使うまいと心に誓うのであった。(笑)
(ちなみに、私は今のところスズキでバーブレスを使う気はない。)
それにしても、今年はまったくついていない。やっぱ、ここでも厄が影響しているのかナ〜・・・。