江津湖フナ&コイ (2004.4.29)
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GWに入り、私も家庭サービス週間に突入した。しかし、所詮、私の発想する事である、
親子のスキンシップは、やっぱり釣りだ(爆)。小2の娘を連れて市内の江津湖にフナ釣りに出かけた。(笑)
私も最初は、フナ釣りから始めた訳で、幼稚園時に始めて、小学校低学年時は、暇さえあれば竹竿持って近くの池や
川へ出かけていたものだ。やはり釣りは基本から教えねば・・・と考えた訳である。
さて、現地に着いてポイント探し・・。ボート小屋の桟橋付近がよく釣れるのは知っていたが、桟橋から釣るには400円払う必要があり、
ボート1日借りても1500円。ならばせっかくなのでボートを借りることにした。ここ江津湖は全体的に浅い
湖なのでボート固定用の竹(竿)がセットになっている。この竹竿を湖底に刺し、そこに手漕ぎ
ボートをロープで固定するのである。こうすると風等で流されることは無い。適当に自分の気に入った
ポイントへ移動して釣りができる。なにより陸から釣るより解放的で気持ちがいい。
ところがである・・、船を固定して、先に娘の仕掛けを作って第1投。竿を娘に渡して、次に私の仕掛け
を作っていると、「釣れん、面白く無い。もう帰ろ!」耳を疑いたくなるような娘の発言。(今、来たばかりなのに・・・。)
その後しばらくアタリすら無く、事態は更に悪化していった。
そして、いつものように娘との交渉が始まった(笑)。当初、半日と思っていたが、「10匹釣ったら帰ろう!」
から交渉が始まり、結局、「5匹釣ったら帰えろう(アイスクリーム付き)」で成立した。(だいたい誰のために釣りに来ている
のだろうか?)
結局、最初のポイントは、このフナ1匹で移動することにした。意外と甘くなさそうだ。ボートを移動している
と藻の間から大小のコイやフナが逃げていくのが沢山確認できるものの、ボートが近づくと逃げるため、沢山いる
ところでも、ボートを固定して釣り始めると周りに魚が居なくなってしまうのだ。
ここで真剣に考えることにした。この湖は湧き水が出て川へと続く流れがあるが、この流れと藻の生え方
等を考え、一旦散った魚が戻って来そうなポイントを探した。すると今度は、ウキが良く動く。そう、アタリが多い
のである。やっぱ、フナ釣りはこのウキの動きが楽しいのである。
しぱらくして、もぞもぞとウキが動くが消しこむまでは沈まないアタリがきた。しばらく様子をみて、1秒程
ウキを軽く押さえ込んだ感じのアタリでビシッとアワセを入れるとガツッと手応えがあった。すぐ娘に竿を渡し
、やり取りをさせる。かなり引いている。どうやらコイがヒットしたようだ!
いきなりのビッグファイトに、「キャ〜ッ」、「竿が折れる〜」、「糸が切れる〜」・・・大騒ぎである。
たしかに、この安物カーボン竿に天然のコイが掛かると大変である。根元近くまで曲がる竿を必死にこらえて
懸命にファイトする娘の姿を見ていて、やったね、父ちゃん!!と心の中で呟いた。
しかし、こんな竿でコイを釣るのは楽しい。リールが無いので当然ドラグも出ない。竿のしなりだけでやり
取りするので、非常にスリリングな釣りである。また、コイという魚はシーバスよりパワーがあるし、
持久力はその何倍もある。
やっと船に寄せたところで、ネットも無いので私がハンドランディング。丁度、ボーンヘッドを持つように
腹を持って揚げた。
後で逃がそうと思い、とりあえずバケツに入れてみたが、デカくて入らない。おまけに暴れて水浸しに・・・
娘にも水がかかって叱られてしまった。
m(__)m この後、すぐ逃がしました。(笑)
その後、立て続けにコイがアタリ出し、約束の5匹はすぐ釣れてしまった。やっといいポイントを
見つけて、これからだというところだったのに・・・。
ちなみに、娘にファイトさせてラインブレイクしてしまったものの、結構デカイのもきていた。
結局、約2時間程の釣りで後ろ髪引かれる思いだったが、なかなか楽しめた(誰が?)。釣り堀で痛んだ魚を釣る
より断然こっちの方が面白いよ。病み付きになりそう・・・(笑)