アユタヤ/Ayutthaya
バンコクから北に約80km。14-18世紀に栄えたらしい遺跡の町です。バンコクからはバス、バス+船、列車、タクシー(チャーター)で行けます。

バスツアーならB1200〜、バス+船B1900くらいです。パンダバスあたりが日本人向けでしょうか。難点は朝早いこと&土産物屋に連行されることですね。一人ならこれが一番安上がりでしょう。今回は前夜深夜着なのであきらめます。ちなみに帰り船のパターンは昼過ぎにアユタヤを出るそうです。

タクシー(チャーター)の場合はB2000/人くらいが目安だとファランポーン駅の観光案内(列車は危ないとかトゥクトゥクはぼられるとか、何だかんだ言ってタクシーに乗せようとします)のおっさんが言っていました。お金があればこれが一番快適かも。

列車はファランポーン駅から各駅停車@3等で2時間、B15!快速でもB20/片道です。急行は・・・10倍くらいはしたと思います。北本線、東北本線どちらでも行けますので1時間に1本程度はあるようです。時刻表はこちら → http://www.railway.co.th/English/Time_HTML.asp

貧乏人は結局列車で行くことにします。ホームが線路とほぼ同じ高さなので、かなりの高さの階段をよじ登る形になります。バリアフリーとは無縁です。3等車はエアコンなしなのでどうなることかと思いましたが、日陰側の扇風機が動いているところに座ったのでチビ(3歳)でも大丈夫でした。トイレが有ったのも助かりました。この列車、人のうちの軒先みたいなところをかすめて走っていくので、外見ているとなかなか面白いです。片道交通費大人B15×2、子供B7×2/各駅停車3等でした。
 @3等車

近くに座った子連れのお母さんやおばちゃんたちがチビにちょっかい出してきます。物売りのおばちゃんたちもしょっちゅう車内をウロウロ。ジュースや食べ物など、気になります。きょろきょろしているうちに着いてしまいます。駅を初め、飯や以外のトイレは有料/B3くらいです。小銭を持っていた方がいいですね。
 チャーハンB20 水B5

昼近くに着いたので、駅前の安食堂で昼食。チャーハンB20、あんかけ焼きそばB25・・・と格安かつ美味しかったです。渡し船で旧市街に渡り、トゥクトゥク探します。半日で言い値はB1200。ネットで見ていた相場はB5-600。カウンターオファーはB400。結局B550+面白かったらチップあげる!でまとまります。ガイドブック見せて行きたいところと帰りの時間を伝えるて交渉成立。
 トゥクトゥク&人のいい運ちゃん

身体が冬モード(前日まではNZ!)なのでかなりきついです。チビは熱中症が怖いので水をどんどん飲ませます。トゥクトゥクもバンコクだと煙いし暑いしつらい乗り物ですが、ここでは渋滞とは無縁なので意外に快適(暑いですが)です。ガキどもにとっては面白い乗り物のようです。
 菩提樹&仏頭@ワット・プラ・マハタート

チビは最初は”こわれてる!!”と廃墟の中の破壊された仏像にショックを受けていましたが、そのうち慣れたようです。ガキも珍しく興味深そうに眺めていました。
 ワット・プラ・スィ・サンペット

日陰というものがほとんどありません。持っていった雨傘を日傘代わりにさして歩きました。晴れたり曇ったりでしたが、気温は35度弱でしょうか?チビ・ガキには水に飽きてきたのでジュースを与えておきます。アユタヤの中の露店、飲み物類の価格はどこで買っても均一のようです。
ワット・ヤイ・チャイ・モンゴン

全ての遺跡はバリアフリーどころか障害物だらけです。特に仏塔に上れる部分は手すりがない事も多く、チビ・ガキには危険な部分も沢山あります。目を離さないようにしないと危ないですよね。
 巨大涅槃仏@ワット・ロカヤ・スタ

ワット・プラ・マハタート、ワット・プラ・ラーム、ワット・プラ・スィ・サンペット、ワット・ロカヤ・スタ、ワット・ヤイ・チャイ・モンゴンなどの遺跡/寺院と象乗りを見て回るのにおよそ半日。16時のバンコク行きに乗りたい事を伝えてあったので10分前くらいにアユタヤ駅に着きました。面白かったので運ちゃんに礼を言い、チップを渡すとうれしそうです。

帰りは快速。発車時間15分遅れで来ました。運賃はなぜかB20×4。どのホームに来るのかわからなくてちょっと焦りましたが、物売りのおっちゃん達の動きで察しが付きます。飲み物売りのおっちゃんの誘いに負けてビール呑みながらバンコクまで。到着時間は定刻でした。

2007.9.21

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