貧乏人の宿 in Newzealand & Australia
冬季に子連れで泊まることを前提に独断と偏見で分類&ランクを付けてみました。当然当たり、はずれもあります。また個人で好みもあると思いますのであとはご自分で判断してください。
高級ホテル 貧乏度 ☆
いわゆるホテルです。パッケージツアーで行くとこの手のホテルに泊まります。
基本的に貧乏人には縁がありません。ふりで行くと一泊$200とか言われることもあるようですが、繁忙期以外は結構バーゲンプライス($100以内/twin)で出すことが多いようです。
駅や空港に近いなどロケーションが良いホテルなどはそれなりに利用価値はあります。
セキュリティーもしっかりしてそうですし、モーニングコールや空港等への送迎、ルームサービス、クリーニングなどの細かいサービスはしっかりしていることが多いので、翌日のフライトが早朝とかお疲れ気味でのんびりしたいときなどに良いと思います。
バスタブがあることもポイント高いです。AirNZで帰国するときなどクライストチャーチ空港の前のホテル(AirporPlazaだったかな?空港まで徒歩2分)に泊まったりしました。徒歩2分なのにバンで送迎してくれたり、荷物も運んでくれるので結構快適でした。
この手のホテルの問題は
@食事も含めて高い
A子供が騒ぐと大顰蹙
B朝食が調達できないことがある。または調達できてもお口に合わない。
Cめちゃくちゃ乾燥する
ところあたりだと思います。
結局貧乏人は良いホテルに泊まっても夕食に近くのFISH&CHIPSで買ってきたポテトを部屋で囓るのがおちでしょう・・・近くにFISH&CHIPSがないと悲劇です。夕食が宿泊費より高く付いてしまったりします。
中級ホテル 貧乏度 ☆☆
街中にある中規模ー小規模のホテルです。
日本で言うと旅館のような感覚なんでしょうか?個人経営のところも多いようで結構サービスなどもアットホームな感じの場合が多いです。NZの場合はセキュリティーの問題はあまり気にしなくても大丈夫なようです。
ちょっとしたレストランが付いているところも多いです。(面倒になったときにホテル内で食事が済ませられるか外出しなければいけないか・・これって結構重要です。)
料金的には$50-100/twinくらいが多いです。あとででてくるB&B、モーテルと料金的にはほぼ同じ位だと思ってください。
こういうところに付いているレストランは街の定食屋的な値段のことが多いです。大はずれの場合以外は部屋は清潔ですが、バス付きの部屋でもシャワーのみのことが多いです。
また部屋が寒い!なんて事もあり得ます。予約時に部屋を見せてもらうことは可能なのでヒーターの有無と種類(一般的に、ファンヒーター○、赤外線△、スチーム×)は必ずチェックしましょう。
また市街地で駐車場がない/台数が足りない事もあります。車の場合要チェックです。
やはり子供が騒ぐのが心配でしょう。
貧乏人としてはこの手のホテルに泊まってホテル内で食事も済ませる・・・夢みたいな話ですね。
B&B(ベッドアンドブレックファースト) 貧乏度 ☆☆☆
その名の通り朝食付きの宿です。NZ版民宿と言ったところでしょうか。朝食と言ってもほとんどパンまたはオートミールと飲み物、ちょっとしたフルーツ程度です。これに当たりの宿の場合は卵やソーセージ類が付くことがあります。部屋は基本的に寝るスペースです。バスは共同シャワーというパターンのところが多いのではないでしょうか?
観光地では民宿と言ってもかなり商業化されていて、夜ホストとゆっくり話をする・・・なんて言う場面を想像しているとがっかりするかも知れません。料金は意外と高めで$70-80/twin程度を考えておいてください。
自炊しない人(しなくて済む中程度の貧乏人)には選択肢の一つになると思います。私のような大貧乏にはあまり縁がありません。
モーテル 貧乏度 ☆☆☆
日本のモーテルとは別物です。
車が横付けできる中級ホテルって感じでしょうか?下の写真
たいていはキッチンと調理器具一式が付いてきます。(注:オーストラリアのモーテルは基本的にキッチン無しでした)
車で行くのが前提なので交通の便が比較的悪いこと&外に飲みに行くのが大変なこと 以外はとても快適です。
別の項目で述べますが、調理ができる = 日本食が食べられる + 食費が安い と言うことです。同じ場所に数日以上滞在するのならお勧めです。
特に子供が小さくて特別食が必要な場合これは大きいです。また郊外にあることが多い/テラスハウス(長屋)の様な作りが多いので多少子供が騒いでもそれほど気になりません。(程度にもよりますが・・)
庭に子供向けの遊具(ジャングルジムやトランポリンなど)をおいてあるところも結構あります。
ユニットもstudioと呼ばれるワンルームツインから2LDKくらいのものまで色々タイプがあります。
料金は中級ホテルと同程度です。また長期滞在は交渉するとレートが下がることが多いです。
たいていの場合1週間泊まると1日ただとか・・・・
どのタイプの宿でも同じですが。大きいユニットに5−6人で泊まると滞在費はバックパッカーズ並に安くなります。Wanakaあたりのモーテルに長く滞在して遊ぶ−−−私としては大変贅沢な暮らしです。
QUEENSTOWNにて
モーターパーク 貧乏度 ☆☆☆〜☆☆☆☆☆
要はオートキャンプ場です。
たいていの場合モーテルユニットやキャビンからオンサイトキャラバン 下の写真 まで色々あります。
調理器具一式も付いてくることが普通です。基本的にBBH(次の項目参照)よりプライバシー保持の観点からは優れています。
あまり他の人と関わらなくても・・逆に現地の人と交流したい場合も以外と面白い生活ができます。場所にもよりますが、共同キッチンやラウンジが人のたむろするスペースになっていることが多いです。
モーテルユニットは上記のモーテルとほとんど同じです。
キャビンは普通はバス無しキッチン付き(共同キッチンのこともあります)です。
オンサイトキャラバンは中は結構暖かいのですが、狭い上に結露がすごかったです。子供は結構喜んでベッドに上ったりしてましたけど・・・・
NZでもオーストラリアでもうまく使うと最も安く泊まれます。リネン代が以外と高いので(特にAU・1回$10くらいただし1カ所に長くいるならあまり気にならない)キャラバンパークを主に使うつもりで行くならシュラフを持っていった方がいいみたいです。
結構静かなところが多い上に、少しくらい子供が騒いでも全然大丈夫です。貧乏人には割合とお勧めです。
オンサイトキャラバン(Old Adminaby/Au)
バックパッカーズホステル 貧乏度 ☆☆☆☆〜☆☆☆☆☆
ユースホステルと同じような感じです。
バス、キッチン共同でツインやシェアルーム(4人部屋)・ドミトリー(大部屋)などの部屋の種類によって料金が変わってきます。調理器具などは共同キッチンに付いています。
ツインでも$40-50位ですむことが多いです。下の写真のようにすごく個性的で面白い宿もあります。プライバシーの確保はあまり期待できません(特に相部屋の場合)が、いろいろな人とコミュニケーションを図ることが旅の大きな目的の人には良いと思います。
オーストラリアのバックパッカーズはセキュリティーに問題ありとうわさに聞きます。NZも貴重品の管理などにはある程度の注意が必要です。一般にツインやダブルの部屋を取っても、鍵がないことが多いです。
スキー場近くのバックパッカーズは日本人の若者だらけと言うことがよくあります。そう言うところに子連れで泊まっているとある意味浮くんですが、結構彼らは子供と遊んでくれたりして楽しく過ごせます。(うちのガキの場合特殊にそう言う状況に強いってのもありますが)
ちなみにニュージーランドやオーストラリア人などは結構いい年の夫婦なんかがバックパッカーズを使って旅行してます。若者が多い=うるさい → 子供が騒いでも平気?・・・・ある程度の時間以降は静かにするのがマナーです。
宿代も安いし自炊できるので食費もかからない・・人数が少ない場合はバックパッカーズに泊まって行動するのが貧乏人の基本です。
グレイマウスのBPHノアアークにて(PandaRoom)