チェーンの話
チェーンは日本のようなはしご型の物はトラック・バス用で、乗用車は片側又は両側がワイヤーになった物を使います。
片ワイヤーの物(日本で亀甲形のチェーンによくあるやつです)は収納がコンパクトでいいのですが、時々絡まってしまってチェーンを巻く前に時間を食ってしまうことが多々あります。仕舞うときに気を使ってしまわないと雪の上で知恵の輪をする羽目になります。
両ワイヤーのチェーンは絡まらないので楽ですが、でかくて収納しにくいです。どちらも慣れれば脱着とも5分以内でできます。
日本からチェーン巻き用軍手(腕カバーが着いているやつ)を持っていくとさらに楽かも・・・チェーンが緩んで困るときなどはリフト券をつけるのに使う針金が応急処置にちょうどいいようです。
レンタカーで注意しなければいけないのは、時々−−かなり高い確率で−−サイズ違いのチェーンを渡されることです。大きすぎるのはまだいいのですが、小さいと悲惨なことになります。(急に吹雪になったコロネットの駐車場で途方に暮れたことがあります)借りるときに確認(出来れば装着)した方がいいようです。こうなった場合ChainHire(下に説明が・・)のレシートを取って置いて、レンタカーを返すときに堂々と請求しましょう。かなりの確率で返金されます。
大きいスキー場には雪が降るとChainHireが現れます。脱着所でチェーン装着のチェックがてらバンでやってきて、チェーンがない車には貸してくれます。(2002シーズンは脱着込みで$20でした)短期滞在の場合などで移動が少ないのであれば最初からこれを当てにしてもいいかも知れません。
チェーン巻き中@PUKAKI
2004シーズンはカンタベリー平野にも積雪したくらいの雪の当たり年でした。NZではこの写真(ちなみにステートハイウェイ)位になるとRoad Closed と看板出して通行止めにしてしまいます。スキー場へのアクセスロードなど除雪機材を持っているところはそんなことはありませんが一般のハイウェイは要注意です。イヤな予感がする場合はAAの道路情報(フリーダイアルです)で確認した方がいいでしょう。
ホームセンターですばらしい物を発見しました。詳しくはこちら
2004.8.26 更新 2006.7.25 更新