マウントオリンパス　MT.OLYMPUS

Mt.Olympus

８月中旬の日曜日にマウントオリンパスに行ってきました。メスベンから約60km。所要時間は１時間半程度です。スノーリポートを見ているとクローズはさほど多くない感じです。メスベンからBLACK　DIAMOND　SAFARIがコーチツアーを出しています。

クレイギーバーン地区のスキー場ですがアクセスはメスベン側（Lake　Ida）から入る感じのところです。ロープトー３基＋ビギナートーのクラブフィールドです。アクセスロードは超急な上に道幅が狭いので驚きました。最後の1-2kmはすれ違いができない幅でアクセル床まで踏んでも10km/h出ませんでした。基本的に4WDで来なさいと言うのが理解できます。駐車場は１５台くらい。行き止まりの部分が少し広くなっていてそこで向きを変えて駐車するのがルールのようです。CHAINS　REQUIED　ALL　VIECLE　になっている時はとても自分の車で行く気にななりません。たまたま訪れたときは日本製乗用4WDでしたが数回下をぶつけました。ついでにオーバーヒートしました。後日クラブフィールドに詳しい方に何回かお話を聞きましたがここの道路がNZ最悪かも！？と言うことでした。

2007シーズンは８月最終週オープン、９月中旬クローズという、最も遅く開いて速く閉まるスキー場という評判を確認させてくれました。再訪した時（オープン初日）はチェーンが必要な状況でしたが、最後のところはそれほど傾斜がきつくないので何とかなりました。谷沿いを登る部分は相当な急傾斜なので、チェーン必要な状況では４輪チェーンが必要になるかも。また、対向車が微妙な時間帯の場合、ボトムの小屋の無線で確認して登る事になっているようです。

access tow と駐車場
駐車場の奥にナットクラッカーを置いてある小屋があり、そこから勝手に選んで借りるようになっています。リフト券はレストハウスで販売しています。アクセストー（ロープは右）からビギナートーを乗り継ぐとレストハウスです。午後券は２：００からです。

降雪から約１週間後に訪れたのですが、まだパウダーが残っている部分やほとんど人が入った形跡がないクラスト斜面が沢山ありました。。メイントーは急斜面中心の構成。トップのTバーは短いのですが、これに乗らないと急斜面に登らずにアクセスできません。圧雪車は当然ありませんから高速トレーニングなどには向きません。ただ斜面が広いので場所を選べばやってやれないことはないかも知れません。気分転換にオフピステを滑りに行くのに最高ですし、地形が複雑で雪質もそれに対応して色々変わるため応用力をつける事を目的に滑らせるのも良いかも知れません。

メイントー（ロープ左）は乗り場に逆斜面を作ってあるので慣れればガキでも乗りやすいです。アクセストーは乗り場が急な上にロープが高いのでかなり手強いですが、乗り場にスイッチがあるのでダメなら一度停止してナットクラッカーをかませてから動かせばokです。トップトー（ロープ左）はしばらく人が乗らないと速度が落ちるのでその時を狙えば大丈夫です。ただし大人がロープを下げて上げないと手が届かないです。乗り場のスイッチを押すと速度が速くなるようです。

　Main　TowとLodge
３本のトーを使って谷全体のオフピステを楽しむには向いていると思います。３本乗り継ぐと標高差450m取れますからかなり滑り甲斐があります。日曜日でしたがリフト待ちありませんでした。ロープトーに乗れるのであれば行く価値はありますが、私は半日で腕が筋肉痛になりました。個人的には降雪直後に是非再訪したいと思います。（ただし人の車で）

再訪した時は降雪／オープン直後でした。一日中パウダー・・・メチャメチャ疲れました。BackcountrytraverseのKさんと遭遇。世の中狭いですね。

レストハウスは３－４０人以上入れそうな雰囲気のある建物で暖かい食べ物も販売しています。勿論持ち込みokです。フルキッチンですので持ち込みのカップラーメンなどは楽勝です。食事はミールクーポン（＄10程度／サンドイッチと飲み物程度）を売っています。宿泊・食事込みのリフト券のお客が多いようでした。

Mt.Cheeseman、Broken-River、Caigieburnなどのクレイギーバーンエリアのスキー場とは同じ山の裏表でツアーコースもあるようです。ただしこれは間違いなくガイド同行でないと無理でしょう。