パラレルターン
 2ヶ月半ぶりに板を履きました。用具もリニューアルして90から一気に113cmです。しばらく間があいた上に長くなったので、最初のうちはやたらとトップが引っかかって転んでました。3日くらい滑ったら慣れたようです。

 板を長くするとシュテム出来なくなる(トップが交差する)みたいです。ただし親の方でもシュテムさせないように誘導することは必要です。シュテムしたときに「足が三角だ!!」と声を掛けたり、「へたくそー!」とかどなっていると気にして滑るようです。本人の性格やその時の状況にもよりますが、転んだときに馬鹿にするのも良いかも知れません。一番効果があったのは自分の滑りのビデオです。再生して見せ、シュテムしたときに「お姉ちゃん達はみんなスキー△しないで滑ってるのにスキーが△になってるよー。でも小さいから無理だねー」と指摘すると本人もわかったらしく、次の時からかなり意識して滑っていました。

 前のページにあるように春先スキーを振るような操作が染み付いてしまったので、今回はなるべくロングターンでスピードを出すようにさせました。状況によっては自然と谷まわりが出来ることもあるようになって来ました。(写真上)脚をのばす操作は特別教えていないのですが、大回り系ではカービングスキーにあわせて自然と脚を伸ばして使うようになってきたようです。(写真下)

Coronet Peakにて

 ただしまだショートターンや急すぎる斜面(本人が怖がる状況)ではシュテムしたりします。また本人のテンションが下がっている場合は全然駄目です。適当に目の前に餌をぶら下げて引っ張ったり、気が乗らないときはやめて遊ばせるくらいの方がいいみたいです。
今回も本人どうやら託児所(Creche)に行って遊びたかったらしく、頑張ったら入れてあげるというと結構真剣にやっていました。逆にまわりから「すごいねー」とか言われると今までぐずぐず言っていたのが急にやる気になって滑り出す・・なんて事もよくあります。滑りの出来不出来も本人の気分に左右されることが多いようです。

Coronet Peakにて

 板が長くなったせいもあってスピードは今までよりかなり早くなっています。練習内容によっては斜面状況を考慮しないと危険です。少し気を遣ってあげた方がいいかも知れません。またいつも後ろを滑っている親の滑りにすごくよく似てきます。(特に欠点が!!)親も上達が必要・・・? ちなみに4歳10ヶ月です。
                                          2001.8
 あまりカービング的な要素ばかりでは駄目なようです。詳しくは No.13 ジュニアトレーニング を・・
                                          2001.11追加
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