11 曲がる?真っ直ぐ滑る?
以前から言われていたのですが、レースをやるような子供に 曲がることを教える or 真っ直ぐ滑らせる? 人によって色々説があるようです。どちらともなるほどと思う部分もあり決められないです。
うちのガキ、どちらかというと今まで曲がる方向で仕込まれています。ガキの割には妙にテクニックに偏っていると言えるかも。足首関節や足裏などの意識が何故かあります。弊害として最大の物は・・・コンディションがきつくなるとすぐ曲げてしまう事でしょうか?
7月半ば、NZに行く前にネットを見ていて発見したサイトがあります。パルダスレーシング と言うジュニアレーシングのサイトなんですが、何となく眺めていて「なるほど!」と思うことが数点ありました。小さいガキについてはとにかく真っ直ぐスピードを出して滑らせることを全面に出している指導法と自分は捉えました。
半信半疑の部分もあったんですが、自分的にもガキの指導に行き詰まっている部分もあるので実際やってみようかな! と思ってとりあえずこの夏NZで実験してみました。
直滑降@Mt.Hutt上のT-bar横
具体的には、条件が許す限り(実際には30度以上の斜面でも)直滑降をさせました。注意したことはスタンスと身体を折らない(高いポジション)そして『曲げるな!』です。最初は怖がって途中からスーパー高速プルークファーレン になることもあったんですが、2−3日すると平気になったようです。シーズン中はゲレンデが混んでいて危ないこともあり、真っ直ぐ滑ると怒られていたのですが、逆に真っ直ぐ滑れと言われるとできないものです。直滑降が意外に難しいことを再認識しました。ガキ的には 『楽しい!!』 らしいです。ただし 止まる所があれば らしいですが。
細かいことを一切やらせずに数日間ひたすら直滑降+その延長をやらせ続けると・・・・明らかにポジションが変わってきました。具体的には頭突っ込まなくなってきました。曲げて滑らせているときはいくらやらせてもできなかったんです。効き目があったのか又は筋力・骨格的にできる年代になったのかは不明ですが、いずれにしろ良かったのかなー!?
使用前@Hutt 使用後@Remarkables
年齢が上がるに従って速度も上がっていきます。また、急斜面でもクローチング組めるようになってきたり、サイドカーブなりに曲がってくるようになります。段々とハードルを上げていくのがいいようです。ジャンプなども取り入れると楽しいらしいです。
2004.9.23追加 2007.9更新
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