日織編  




和さん、お帰りなさい。
丁度夕飯出来てますんで、そのまま手ぇ洗ってきて下さいな。
あ、そんなに急ぐと危な…ってほら、言った先から何やってんですアンタ。大丈夫ですか?


ええ?ハルさん踏みそうになったからだ?


はいはい、そういうことにしときましょうか。
軽く流したって…いえね、つまり和さんは何もないところで転ぶのが趣味だと思ってましたが、実はそうじゃねえってことでしょう?


いたた、髪引っ張ったら地味に痛ぇですって和さん。図星だからってそれはちょいと勘弁してくだせえや。


冗談ですよ。いい加減慣れても良さそうなのに、毎回毎回見事に引っかかるなんざ和さんくらいですぜ?
やっぱりアンタ、本当に色んな意味で面白ぇお人だなあ。
それより折角の夕飯が冷めちまうんで、そろそろ本当に手ぇ洗って来てやもらえませんかねえ?


…邪魔してるのは日織の方だ?


ふふ、邪魔するつもりなら、俺はもっと本腰入れて邪魔しまさあね。
大体和さんがお望みなら、俺は遠慮なく邪魔しますが。邪魔ってえか、悪戯?


え?何かやらしいこと考えてないかって?


…俺なんかより、そういう考えになる和さんの方こそどうなんです。もしかして夜まで待てねえとか?


あ、いたた、いやだから冗談です…いて!本当に髪は駄目ですって!!


はいはい、悪いのは俺の方ですよね。ちゃんと謝りますから手え洗って。ハルさんも邪魔したら駄目ですよ。
うーん、子供じゃないんだからって言われてもねえ…だったら真っ赤になった挙句、腹いせに渾身の力で人の髪ひっぱらねえで下さいよ。あれ本気で地味に痛えんです。


そんな素直に謝られると、却ってこっちが困るんですが。
…これだから俺は和さんには敵わねえんですよねえ…。




拍手用お礼一人語り第一弾の日織編でございます。
…何でこうも黒いっつーかエロいっつーか仕様になるかなあ。
でもこの後結局和さんは日織に美味しく頂かれたに違いない。
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