08/12月拍手お礼一人語り テーマ『子供』 三笠編
さっきから俺の方を見ているようだが、何か言いたいことがあるんじゃないのか。気のせいです…ほう、気のせいだと言うんだな。
お前はこの俺相手にしらばっくれる気か。面白い、その喧嘩受けて立とうじゃないか。
さあどうやって口を割らせるか。お前も何処までもつか楽しみだな。
…おい、いつもの冗談だからそんなに本気で怯えるな馬鹿者。
全く。お前は俺に隠し事は絶対出来ないと言うことを一体何時になったら覚える…い、いや、だからと言って泣かせるつもりはない、泣くな、泣くんじゃないぞ!?
…よし、泣いてないな。
俺はお前に泣かれると本当にどうしたらいいのか判らなくなるから、その、泣かれると…困る。
俺も冗談が過ぎたし、そんな懸命に謝るな。必要ない。
それでお前は俺に何が聞きたいんだ。
子供…?子供がどうした。
ん?自分たちの子供が欲しいかとそういう質問か。
それは勿論欲しいに決まっている。
お前との子供なら居れば居るほど幸せだが、あまり多くても自分たちの手に余って喧嘩ばかりされても困るし、そう考えれば丁度いいのは二人だろう。
俺とお前に一人ずつ。これなら十分な愛情を注いでやれるじゃないか。
…冗談ですよね、だと?
何故こんな冗談を言わなければならない。俺はいたって本気だ。
お前との子供は最低二人、これだけは絶対譲れん。
それに俺たちの子供が可愛くないはずがないんだ、冗談でこんな事を言うわけがなかろう。
僕達は男同士ですって…それがどうした。今更当たり前の事をなぜ言う必要がある。何だ、何故そんなに困惑しているんだ、聞いてきたのはお前だろう?
僕は男だから子供は産めません?
……お前頭は大丈夫か。それこそ当たり前のことだろう、どうしてお前が産む必要がある。
だって子供は二人って……ああ、そういう事か。言い方が悪かったようだな。
真っ白でも三毛でも長毛でも短毛でもなんでもいい、勿論血統書なんぞにもこだわらんからとにかく二匹だ、と言えば納得するか?
今すぐとはいかないが、しかしいずれは自分達の子供は俺達で探して手に入れるぞ。
大体大事な子供たちを得るのに、サンタやコウノトリ頼みには出来んだろう。
欲を言えばそれこそ多くの子宝に恵まれたいところだが、現実を省みると残念ながらそんなことも言ってられんからな。
…安心しろ、俺は子供ごとまとめてお前を大事に、そして愛する自信がある。
だからお前も、いくら可愛いからといって子供たちにかまけて俺を蔑ろにしたりするんじゃないぞ。いいな。
みーさんはコレと決めた相手は大事にしそう…
というか滅茶苦茶独占欲強そうなイメージがあります。
年齢的には磯前さんに近いのに、↑な調子で
日織に近いところがあるんじゃないかなと。
(但し気遣いはずれてない。でも意地悪そうではある)