ン?どうかしたですカ日向サン。大きなため息、良くないデスよ。
何か悩みがある、私でよければ聞くシマスが。
…ハ?子供が欲しくないか…って…エエエエエ!?
こここ、子供?何故っ、そ、その、い、いきなり何を言うシマスかっ!
ヘ、変なのは私でなく日向サン、アタナの方デスっ。
私もアナタもれっきとした男性で、どうやるしても出来るはずはなく、そもそも何故そんなことを言うシマスかっ。
お前は子供が好きだろう、って…それは確かにそう、間違いないデスけど…。
…日向サン、もしかして私に気を遣う、してますカ。
罪を償って出所した今、本来ならば道場を再開させる道もあるを承知で此処に居る、その私に困惑しているは違いますカ?
…もしそうであるなら、それは必要ナイです。私は私の意志でここにいる、それで何故いけないデスか。
寧ろその…私が居ない間に日向サンの側には私の居場所がなくなった、そうであれば直ぐにでもお暇するつもり……わっ!
イタタタタ…い、いきなり引っ張るは、ちょっと……日向サン?
そんなに強くしがみつく、しなくても…もう私は何処かへ行く、ナイですよ。少なくとも、日向サンに黙って何処かへ行くはナイです。
ハイ、私はアナタの側に居たいデスから。ずっと側に置く、していただければ……?私何か変なコト言うしましたカ?
何でもない…ならば何故日向サンは笑うしてマスか。私が何か…違う?何が違いますカ??
飛び切りのプレゼントだ……って、あ、ああ!?
ち、ち、違うデス、今日が日向サンの誕生日、だからそう言った訳ではなく!
私は自分の本当の気持ちを口にした、それだけで…誕生日のお祝いとか、そういうコトではないです!
本当に、そう思う、して……イタイイタイ、日向サン腕!そんなにしがみつくはイタイ……って、ドサクサに紛れてナニしてますカっ!
親睦を深めるコトって…アナタは本当にどうしてそうも下半身に直結した考え方を…。
ちょ、ま、待…今日は皆サン集まる、その為の料理…日向サン、首に噛み付く止め…ちょ…私側に居たい言うしましたガ、甘やかすは言ってナイですヨっ!
判ってる…ソレ人の腰紐に手をかけて言う台詞違うです、駄目です言って…も、駄目って……料理、折角下ごしらえしてある…ちょ…本当、に、駄目言って……あ、あ、も…日向サンの馬鹿ーッ!!
【大神サマのお戯れ・完】