2-1 プルークボーゲン三つのひねり

その3 角付けを強めたエッジング操作


 スキーの基本操作の3つ目は、進行方向に対してスキーの進行方向に対して横向きの度合い(迎え角)を少なくして、できるだけ減速要素を少なくすることにより、シャープで切れのあるエッジングに適したタイプの角付け操作を意識したエッジングを御紹介します。

 この動きはスキー用語で言われる内反とか外反と言われる動きを使ったもので、足の甲を回転の内側に傾けるとか、膝や股関節を内側に締めるような力使いのことを言いいます。エッジング中、大半はこの力を意識しエッジ角度をある程度維持することが必要かと思います。

 この角を立てる動きを優先させると実際にはスキーが曲がりにくく比較的直進するケースが多くなります。しかし最近のカービングタイプのスキーの場合はスキー自体が十分な回転性能を持ち合わせているので、この角を立てる操作とスキーをしならせる力(荷重)を加えるだけで、ターンを仕上げることが可能になります。けれど角付けと荷重だけで、ターンコントロールすることは実際にはかなり難しいと思います。しかし上達していく過程では必ず必要になるファクターなので、是非マスターしておきたいところです。


この角付け動作は前後のバランスが崩れている場合にはなかなか上手く行きません。思うような角付け角が出せない方は、ポジションを極端に後ろ気味に下げ、膝の角度が90度近く曲がった体勢をとりその中で膝の動きや足首の動きを意識してみると良いでしょう。角付け角度を出す為の股関節の可動域が広がるはずです。
 ターンコントロールは難しくなりますが、スキーを走らせるあるいは鋭いエッジングを行うと言う上では、非常に重要な操作です。上手く感覚がつかめない方は、スケーティングやジャンプ系のトレーニングを繰り返し行いましょう。

以上細かく分けると4つ(3+α)のスキー操作を使い分けることが、エッジングをコントロールして行く上での第一歩です。まずは踵押し出し次は回旋操作次は角付け操作、そしてカービングタイプの板を使用する方は+αの操作(爪先を外側に向けるもの)を順々に身につけて頂きたいと思います。