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第1回:シベリウス『クレルヴォ交響曲 Op.7』

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ソプラノ:ヨアンナ・ルーサネン
バリトン:エサ・ルートゥネン
ラウルーン・イスタヴァト男声合唱団
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヨルマ・プヌーラ

NAXOS 8.553756

フィンランドの叙事詩「カレワラ」の登場人物クレルヴォ(クッレルヴォ)を主題にした音楽。 J.R.R.トールキンがカレワラに影響を受けていると知って、興味を抱いた。叙事詩のほうは散文にやさしく訳したものを読んだことがある。

同じ作曲者の『レミンカイネン組曲』を先に聴いた。レミンカイネン(レンミンカイネン)も、カレワラの登場人物。レミンカイネンの名は、音楽の教科書に「レミンカイネンの歌」かそういうタイトルの曲が載っていた記憶があって、カレワラの人物だと今になって知った。

レミンカイネン組曲は、少し暗い雰囲気で、歌はついていない。何度も聴いていないが、『クレルヴォ交響曲』は大変気に入って何度も聴いた。すごくドラマティックで、メロディもいいし、歌も入っている。歌詞はフィンランド語でもちろん何を言っているのか分からないのだが、カレワラの詩(の該当する章)をそのまま(?)歌っているんだそうだ。物語の世界は歌っているんだろうとは思っていたが、そのままだとは驚いた。

このCDは安くて、目当ての曲が入っているだけなのが目について買ったのだが、他にもいい演奏があるということも聞いている。


参考サイト:ナクソス・ジャパンのウェブサイトより該当ページ
(ナクソス・ジャパンのトップページはこちら)
関連事項:ブックの指輪物語コーナーのアウリス・サッリネンについて(カレワラ関連曲)

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