フロントに大径ローターを取り付ける際には、キャリパーサポートとバックプレートが干渉するので、一部を切り取る必要が有ったので、リアはどうかクリアランス等の確認の為にキャリパーサポートを仮付けしてみましょう。

上側は特に問題無いようです。

下側もギリギリですが干渉しません。(元のNA8用のサポートでも隙間は大差無いと思います。)

バックプレートは、そのままではローターを取り付けると当たってしまうので適当に周囲に切れ目を入れて折り曲げて延ばしてやります。

全周を延ばしたところです。

ローターとキャリパーサポートを逆の手順で組み付けます。
ちょっとしたことですが、この時にホイルナットを2本程度掛けて仮締めしておくと作業がし易くなります。
ローター全体が防錆処理(ダクロ処理?)してあるのでシルバーっぽい感じになっています。
部品番号で2種類有るのは、この処理がして有るものと無い物で、普通は直ぐに使うなら防錆処理していないものを使用し、在庫部品として発注する場合には防錆処理された物を選ぶと良いらしいです。
以前は、防錆処理と言えばグリスのようにベトベトしたオイルが塗られていて、使用前にキレイに脱脂しなければならず、これが結構手間だったのですが、ダクロ処理の場合はそのまま取り付けてローターを少し早目に回転させてブレーキを何度か踏んでやれば、パッドの当たる部分の防錆塗膜が落ちて下地が現れるので、作業が簡単で早く出来るようになりました。

パッドは若干サイズが異なり、形状も微妙に違う。
先日インテグラル神戸の安藤社長に尋ねたら、どちらも取り付け可能とのことだったのでNA8用を再使用するつもりでいたのだが、こうやって大きさの違いを目にすると、折角だから大きい方を使おうかという気になって来た。

実際に着けて比較すると外周側はあまり差が無いのですが、内側にも張り出している分パッドの接触面積はかなり増大しており、その分だけ摩擦も放熱も良いのではないかと思われる。

ということでNB8用のパッドとアタッチメントを使用することに決定!!
上の写真を見ると、大きさの違いが良く判ると思います。

組み付ける時には、キャリパーのピストンを戻す必要が有ります。
やり方は、キャリパーの後ろ側に有る14ミリの六角ボルトを外すと、中にヘックスレンチで回すアジャスターが有るので、少しずつ左回転で緩めながらピストンを手で押し込んで戻します。
パッドの厚みが挟めるまでピストンを押し戻してキャリパーを取り付けます。
組み付け後にはアジャスターをローターがロックするまで締め込みます。
そしてその状態からアジャスターを半回転程度緩めて、ローターにブレーキが引き摺りを起こしていないか確認しながら、規定位置に調整します。(4分の3回転戻しだったかな〜? 自信が無いので、自分で調べてね!)
反対側も同様に作業をするが、この時にバックプレートの曲げ方を少し変えてみた。
どう違うか解りますか?
4枚上の写真と見比べてみて下さい。
こちら側は、切り込みの数を少し減らし、曲げも少なくして少し開いただけにしてみました。
リヤの交換作業は、少し整備の出来る人なら大して難しい作業では無いと思いますが、ブレーキのことですから出来れば整備工場やショップでやってもらいましょう。
一つ疑問に思ったのはスリットの方向なのですが、加工から戻って来たローターにはRとLのスタンプが押されていて、取り付け方向が決められています。
私は今までスリットの傾斜の向きを逆に付けるのが普通と思っていました。(ちなみにフロントは逆の向きで組んでいて、リヤはこれと同じ向きで組んでいました。 感想としては、どちら向きでもあまり変わりが無いように思えるのですが・・・。)
その後このスリットの向きに関し、はちべえさんから情報を頂きました。
それによると、パッド表面を削り常に新らしい部分を接触させるには、この向きの方が効果が有るとのことでした。