mamaのひとりごとのページ




こちらは私pockymamaの、犬はもちろん動物にまつわる(個人的な)話を中心に紹介させていただくページです。






その1  「噛む犬の十戒」

 「Dogs 10 Commandments 」というものをご存知でしょうか?この作者不明の英文は日本語では「犬の十戒」などと訳されて(株式会社ペットベット事務局)ネット上でも多く紹介されています。とてもいい文章なので、ご存知ない方は是非探して読んでみてください。
そこで私も「Dogs 10 Commandments」、犬の十戒ならぬ「噛む犬の十戒」というものを作ってみました。
くじけそうになった時は、自分で作ったこの十戒を読み直して気を引き締め、頑張りたいと思います。


噛む犬の十戒


1, 私が噛むと言っても、そういう病気という訳ではないですし、生まれた時から死ぬまでずっと噛みつづけているという訳ではありません。
私だってあなたとともに、あなたと同じように、幸せに暮らしたいのです。
私のことを飼い続ける自信がなくなった時には、どうかそのことを思い出してください。 

2, 私があなたを噛まなくなるようになるまで、焦らないで、たくさんの時間を与えてください。

3, 私のことを諦めないでください。
それが私の幸せなのです。

4, 噛んでしまった私を、悪い犬だ、どうしてこんな犬なんだなどと思わないでください。
あなたは自由にたくさんの犬の中から飼う犬を選び、育て暮らすことが出来るでしょう。
でも私はあなたが私を選んだから、あなたが育ててくれたから、私は今ここにいるのです。

5, 私に「良いこと」「悪いこと」「一緒に暮らすためのルール」をわかりやすく教えてください。
叱ったり、怒ったり、罰を与えなくても、私はそれらを覚えることができます。

6, あなたが私に怖い思い、嫌な思いをさせた状況は私は絶対に忘れられない、ということを知っておいてください。 

7, 私が思わずあなたを噛んでしまった時には、私にはあなたの手の骨を噛み砕き、指を引きちぎることも出来る歯があるけれど、これでもそこまでしないように思い止まっているんだと考えてください。

8, どうして人間を噛むんだ、犬が人間を噛むなんて言語道断だと怒る前に、そうなる原因が何かないかとあなた自身に問いかけてみてください。
怖い思い、嫌な思いをさせたのではないか。
以前噛んだ時と同じ状況、似た状況をつくってしまったのではないか。
運動不足や不安やストレスを感じていたり、怪我や病気をしているのではないか。

9, どうかわかってください。
私が噛むという行動は、人間のあなたにとってはとんでもないことでも、私にとっては当たり前の、本能の行動なのです。

10, あなたと平穏に暮らせるまでとても年月がかかったとしても、私と一緒にいてください。
もう駄目なんじゃないか、これ以上もう嫌だ、なんて言わないでほしいのです。
あなたが私を見捨てない、諦めないということが、私のあなたへの信頼になるのです。
そしてどうか忘れないでください、私にとって飼い主は、大好きなあなただけだということを。







その2  「こんな時代もありました」

 ポッキーは2002年3月16日生まれで、同年5月4日に我が家にやってきました。
「ボーダー・コリーが飼いたい」と私が言い続けていて、北海道に引っ越してきてやっと家も落ち着き、早速ボーダー・コリー探しが始まりました。
出来ればちゃんとしたブリーダーさんから直接譲り受ける方法を取りたかったのですが、北海道に越してきたばかりでどこに何があるかも判らず、インターネットも始めていなかったので情報が全くなく、市内のペットショップを尋ね歩いたのですが良い情報もなく、電話帳で札幌の大きそうなペットショップを選んで電話で問い合わせてみました。
すると一発目で収穫が。まだブリーダーさんの元にいるが、そのボーダーを譲り受けることが出来るとのこと。来月にはそのお店の元に来るのでお店に来たら連絡してくれることになりました。
そして5月3日そのお店から連絡があり、先日話したボーダーは発育が遅れているのでまだブリーダーさんの元を離れられないのだが、明日別のボーダーが手に入るので見て気に入ったらその子はどうか、と言われました。ふたつ返事で次の日札幌まで行きました。
ポッキーとの初対面はゴールデンウイークの札幌でいくつかのペットショップが合同で開催しているペットのイベント会場でした。
店員さんに抱っこされてやってきたポッキーとの対面!ワクワクドキドキの私でしたが、ポッキーを見て一瞬戸惑ってしまいました。
「これがボーダー・コリー?」
大人のボーダーのイメージとは違いモコモコまん丸の子熊ちゃんのようでした。そして耳が大きくフェネックみたいで、しかも真っ黒!足の靴下と首の襟巻きは立派な白なのですが、顔が白いのは鼻先だけで、真っ黒なのです。本当にボーダー・コリーなのかな?と思ってしまいました。
私に抱っこされたポッキーは、ブルブルと震えていました。ずいぶん怯えているなぁと心配になりました。店員さんと話をしている間「この子で大丈夫かな?」と思いましたが、しばらくするとポッキーは震えがおさまってきてモゾモゾ動きはじめました。そして私の頭や顔によじ登ろうとしたり私の顔や首を舐め始めたのです。急に人懐っこく元気になりました。
「これなら大丈夫だ」と私たちはポッキーを家に連れて帰ることを決めました。


      

家に来て4日目(2002年5月8日)    家に来て19日目(2002年5月23日)

   (当時デジカメが無かったので、当時写したフィルム写真の接写です)





その3  「私の家族 1」

 私には「ろく」という名前の雄のシェルティが、実家の家族にいました。ろくは2004年5月1日、天国に旅立ちました。
ろくはシェルティらしい来客時の吠えなどはありましたが、わりとおっとりとした、マイペースな犬でした。
外で過ごすことが多かったためか、自立心みたいなものが感じられましたが、家族の人間以外の人とは座り込んで絶対に散歩にいかないなど、家族意識はしっかり持ち合わせてくれていました。
いたずらすることもなく、私はろくに唸られたことも、噛まれたこともないし、ろくが怒ったところも見たことがありませんでした。
ろく、と言えば・・・くいしんぼう・・・オシリがちょっと大きくて、後ろから見るとボールが跳ねるように歩く姿・・・ボール遊びは全くしなかったけれど追いかけっこは好きで、室内で追いかけっこすると最後にはソファーに飛び乗って、そこが安全地帯だと思っていること・・・裏の土手で追いかけっこしている時、フェイントを3回するとワンワンと吠えて抗議すること・・・どこにいても門の音がするとワンワンと吠えるのに、夜中に門が揺れる音がして敷地内の車が車上あらしに遭ったのに、内玄関にいたのに全然吠えなかったこと(偶然私は音が聞こえていたのですが、酔っ払いかと思って気にしなかった)・・・久しぶりに会った時、目を細めて耳を後ろに寝かせシッポを振ってくれたあの姿・・・。とにかく、全てが可愛かった。
ろく、いつまでも大好きだよ。

            

      2歳ころ。若いなぁ!   3歳ころ。(私、若いなあ!)     4歳ころ。


            

           7歳ころかな?       もうすっかりシニア。陽だまりの玄関にて・・・         


           (写真は全て当時写したフィルム写真の接写です)






その4  「動物実験の話」

 私たち人間はたくさんの命のお陰で生きています。人間が食べるために動物が飼育され、肉や魚を食べていますし、病気になれば薬も飲みます。つきつめて考えると、生きているのが申し訳なくさえ思うほどです。
 生き物は食物連鎖で成り立っています。私たち人間も、そして動物たちも。だから自分の命のために戴いた命を無駄にせず、感謝しながら生きていきたいと私は思っています。
 しかし人間が生きていくために必要なこととは関係なく、ただ人間の「欲」のために犠牲になっている命があります。そんな「欲」で他の命を犠牲にしているのは、生き物の中で人間くらいでしょう。野生の動物だって、お腹が満たされている時は無駄に他の動物を襲ったりはしないそうです。
 その人間の「欲」とは、『キレイになりたい』『豪華に着飾りたい』『見栄』ということです。その詳しい話は、このHPの“リンクのページ”でもリンクさせてもらっている
  http://www.java-animal.org/
で現実にある毛皮製品の話、化粧品開発のための動物実験の話などを知ることができますので、是非詳しく知っていただきたいと思います。そして動物実験の実情とともに、動物実験をしなくても代わりの方法はあり、動物実験は必要の無いものだということがわかります。

 かく言う私ですがお恥ずかしながら、化粧品開発のために動物が犠牲になっていることを初めて知ったのは最近ではなくもっと昔で、20歳頃のことでした。何故知ったのかは不明ですが、化粧品に関しては「質はどれも同じなのにメーカーによって値段が全く違うのは、広告料のためだ。それに大手メーカーは成分表示をしない!」という私見があり、すべての成分表示がされお手ごろ価格の化粧品を使っていた母が、化粧品開発の動物実験について、うさぎの写真が掲載されたチラシをどこからか手に入れたように思います。
 子供の頃から動物好きの私はショックを受けましたが、いつしかその気持ちはいろいろな言い訳に隠されてしまいました。「どのメーカーが動物実験をしているのか具体的に知らないし」「今の進んだ世の中もう動物実験などする必要もないだろうから、そんなメーカーは少ないのではないか」「私は化粧品に費用や購入のための手間をかけない、かけられないから、手に入れやすいドラッグストアや大型スーパーで扱っていないと困るし・・」そして何より「この広い世の中で私ひとりが不買を決めてもあまり意味がないのでは」と思っていました。

 しかし最近上記サイトから『コスメガイド』というものを手に入れて、動物実験を行っているメーカー・行っていないメーカーを具体的に知ることができました。先に記した今までの気持ち、「今の進んだ世の中もう動物実験などする必要もないだろうから、そんなメーカーは少ないのではないか」というのは実際間違いで、こんなに物の研究が既にされ進んだ世の中なのに、まだ動物実験をしたり、している可能性のあるメーカー(「していない」とは言わないメーカー)が多いことに驚きすら感じました。その「何故まだそんなことをしているのか?」の理由は、上記サイトに見解が述べてあります。
 知識は得ました。あとはどうするか、です。なので今回は一歩踏み出したいと思い、それを参考に化粧品を使うことを決めました。今までは手軽さで近所のドラッグストアなどで購入していましたが、このご時世ネットショッピングなどがありますので、これを使えばそれほど手間はかかりません。
 美しさというのは、表面だけではありません。動物の尊い命を犠牲にしてまで、化粧品を使いたいとは思えません。そんな美しさは、本当の美しさとは言えないように思います。

 具体的に私はどうするか、どうしたか・・・
 できる限り、動物実験をしているメーカーの製品は買わず、使わず、動物実験をしていないメーカーのものを買い、使おうと決めました。
 私がここで言う「動物実験をしていないメーカー」とは、製品の製造過程でも、その原料においても動物実験をしていないメーカーのことで、「動物実験をしているメーカー」とは、しているとハッキリ回答したメーカーはもちろん、製品の製造過程ではしていなくても原料ではしていたり、「していない」とは言わないメーカーや、「動物実験をしているか?」といった問い合わせには回答をしなかったメーカーのことを言います。(上記『コスメガイド』を参考にしました) 

 スキンケアコスメ
 カタログによる個人輸入で、ここ数年は二ールズヤード・レメディーズのものを中心に使っていました。このメーカーは動物実験をしていないメーカーでした。なのでこのメーカーのものだけを、これからも使い続けようと思います。それ以外の不明なものはもう買わず、使うのを止めます。

 メイクコスメ
 今まではドラッグストアには必ず扱っているような国内大手メーカーのものを使っていました。でもそれらは動物実験をしているメーカーでした。メイクコスメは私の場合、ファンデーション、口紅、アイブロウしか通常使っていません。(それ以外の物は10年以上はまともに使っておらず、鏡台の引き出しにしまってありました)主に3品だけなので替えるのは結構簡単でした。ネットでいろいろ調べて、動物実験をしていないメーカーのひとつのDHCのメイクコスメに替えました。今まで使っていた、動物実験をしているメーカーのものはもう買わないし、今あるものは思い切ってみんな捨てました。

 これだけと思いきや、動物実験がらみの身の回りの製品はまだありました。お風呂で使うシャンプー・リンスやボディシャンプー、洗濯で使う洗剤・柔軟剤、台所洗剤などなど・・・。これらも順次、替えていきます。
 ボディシャンプーはDHCのものを使うことに決め、ネットで注文しました。シャンプー関係はドラッグストアでも売っているモルトベーネにするか、ザ・ボディショップでネット購入するか、ニールズヤード・レメディーズにするか、迷っているところです。動物実験をしているとわかったメーカーのものはもう買いません。
 あと現在製品を使っていますが『コスメガイド』には掲載されていなかったメーカーがあり、出来れば使い続けたいけれど動物実験をしているかいないかを知りたいので、メーカーに書面で問い合わせてみようと思っています。また洗濯洗剤などは動物実験をしていないメーカーのものをネットでいろいろ吟味しているところです。
 これらのものはひととおり試してみて決めたいので、動物実験をしていないメーカーの製品をいろいろ使ってみようと思います。

 これらは本当に個人的な話でしたが、ダイエットと同じで周りに宣言した方がしっかり実行に移せると思い、2005年12月、ここに「動物実験反対」の第一歩を記録しておきます。

 動物実験をして製品を作るようなメーカーが無くなることを切に願っております。



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