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マザーボード

 マザーボードとは・・・

 マザーボードとは、PC パーツを繋ぐ基盤の事です。 マザーボードはPC の核部分であり、他のパーツがどんなにあっても、マザーボードなくしてPC はできません。 PC の性能もマザーボードによって左右されます。 CPU やメモリがPC のパフォーマンスに大きく影響しますが、どんなCPU やメモリが使えるかは、マザーボードによって決まります。 マザーボードは他のパーツとの兼ね合いもあり、他のパーツを選ぶにあたってはマザーボードに合わせなければなりません。 マザーボードはPC の中心的な部品なので、検討項目も他のパーツより多いです。 規格、メーカー、チップセットなどを初めとして、付属インターフェースも多様です。 ここでは、マザーボードの分類やチップセット、インターフェースについて説明します。


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 マザーボードの規格

 マザーボードは、規格によって大きさが定められています。 現行のマザーボードは、「ATX 規格」と呼ばれ、大きさが細かく決められています。 以下に、ATX 規格マザーボードの種類と大きさを示します。

ATX 規格マザーボードの種類と大きさ
規格 幅 × 奥行き
ATX 305 mm × 244 mm
Mini-ATX 284 mm × 208 mm
Micro-ATX 244 mm × 244 mm
Frex-ATX 228 mm × 190 mm
Mini-ATX 170 mm × 170 mm
Nano-ATX 120 mm × 120 mm

 当然の事ながら、大きいマザーボードほど拡張性は高いです。 PCI スロットの数やメモリの積載本数などがそれぞれ異なります。 マザーボードの大きさが決まれば、必然的にPC ケースの大きさも決まります。 ATX ならばミドルタワーケース、Micro-ATX ならばマイクロタワーケースを使用します。 Micro-ATX やFrex-ATX は、スリム型PC やキューブ型PC に使用されます。 省スペースなメーカー製のPC に多く見られます。 サイズが小さいのでほとんど拡張できませんが、オンボード機能を充実させているものが多いです。

 Mini-ATX とNano-ATX は、VIA というメーカーのEden 規格に準拠したものです。 サイズが非常に小さく、低電力化・低騒音を目指しています。 VIA のマザーボードは、ファンレスCPU でも有名です。

 ATX 規格に変わる次世代規格として、「BTX 規格」があります。 BTX 規格では、拡張スロットの位置やサポート本数、放熱性の改善などの変更があります。


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 マザーボードのチップの種類

 マザーボード上には、数種類のチップと各パーツを接続する端子が搭載されています。 以下に、実際のマザーボードの写真と、その模式図を示します。 両者を対比させながら、主なチップと端子について説明します。 マザーボードをPC ケースに収めた際、模式図の左側が後面、右側は全面になります。

 メーカー : MSI
  型番  : 865GM3-LS
チップセット: Intel 865G


CPU socket
CPU ソケット。 CPUの電源はCPU Suply から、CPU ファンの電源はCPU_FAN から得る。
DIMM
メモリスロット。
Intel 865G , ICH5
チップセット。 Intel 865G はビデオ機能を内蔵している。
AGP
ビデオカード用のスロット。
PCI
PCI スロット。
IDE
IDE コネクタ。 光学ドライブやATA ハードディスクを接続する。
SATA
SATA コネクタ。 SATA ハードディスクを接続する。
BIOS
BIOS チップ。
BATT
バッテリー。
FDD
フロッピーディスクドライブ接続端子。
ATX Power Suply
マザーボードの電源端子。
SYS_FAN
ケースファンの電源端子。
Keyboard Mouse
キーボードとマウスの接続端子。
VGA port
モニタ出力端子。
LAN
LAN ケーブル接続端子。
sound
サウンド端子。

上記の他に、全面パネルのUSB 接続端子や細かなチップなどがありますが、省略しました。

 Intel 865G チップの上には「ヒートシンク」が載っています。 これは、チップが出す熱を逃がす役目をしますが、用熱性の優れた物からそれなりの物まで様々あります。 CPU にもヒートシンクが載りますが、より放熱性を高めるためにCPU ファンが付けられる物が一般的です。

 尚、上記は写真のマザーボードの例であり、他のマザーボードは仕様が異なります。 マザーボードの仕様はマニュアルに記載されているので、組み立ての際にはそちらを参考にします。


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 チップセット

 チップセットとは、PC の機能を集積したチップ群を指し、マザーボードの中枢部分です。 チップセットの役割は、CPU やメモリ、ビデオカード、ディスクデバイス、拡張バスなど各PC パーツのやり取りを行う事です。 チップセットは、それぞれのパーツと相互接続していて、PC の性能に大きく影響します。 さらに、どんなCPU やメモリが利用できるかも、チップセットに依存します。 例えば、DDRUメモリなどの新しいインターフェースを使いたくても、チップセットが未対応であれば使用できません。 マザーボードの性能は、ほぼチップセットで決まるとも言えます。

 チップセットの種類は、CPU と同様に分類でき、Intel、AMD、SiS、VIA などが挙げられます。 マザーボードに搭載されているチップセットについては、各メーカーサイトやマザーボードのマニュアルや箱に明記してあるので、購入の際には必ず参考にします。 注意が必要なのは、グラフィックス機能が内臓型/追加型か、あるいは内臓型で追加の可能/不可能などがある点です。 ここでビデオカードを別に買うかどうかが決まるので、後で困らないようにきちんと考えなければなりません。

 チップセットは、2つのチップからできています。 1つは、CPU やメモリ、AGP バスが接続されるノースブリッジ、もう1つはIDE やI/O 機能が接続されるサウスブリッジです。 ブリッジという用語は、Intel 430系や440系のチップセット、SiS やVIA のチップセットの間で使われていましたが、Intel 800系のチップセットでは「ハブ」に呼び方が変わりました。 ノースブリッジがMCH(Memory Controller Hub)、サウスブリッジがICH(I/O Controller Hub)に対応しています。 2つのチップの接続にPCI を用いていたのが、専用のHUB を使用する構成になった事でこのように呼ばれます。

以下に、最近のチップセットの例を挙げます。 これ以前の物については、資料不足のために公開できません。 また、チェックはしておりますが、完全ではありませんので、間違い等ありましたら掲示板やメールでご指摘下さい。

Intel のチップセット
型番 CPU HT パッケージ FSB 対応メモリ 最大積載メモリ Storage Interface Graphic Interface
i 845 Pentium 4
Celeron
× socket 478 400 MHz DDR 266/200
SDR PC133
DDR 2 GB
SDR 3 GB
ATA/100 AGP 4x
i 845E Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 266/200 2 GB ATA/100 AGP 4x
i 845G Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 266/200
SDR PC133
2 GB ATA/100 AGP 4x
i 845GL Pentium 4
Celeron
× socket 478 400 MHz DDR 266/200
SDR PC133
2 GB ATA/100 N/A
i 845GE Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266 2 GB ATA/100 N/A
i 845PE Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266 2 GB ATA/100 AGP 4x
i 845GV Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266/200
SDR PC133
2 GB ATA/100 N/A
i 848P Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 800/533/400 MHz DDR 400/333/266 4 GB SATA/150
ATA/100
AGP 8x
i 865G Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 800/533/400 MHz DDR 400/333/266 4 GB SATA/150 AGP 8x
i 865P Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266 4 GB SATA/150 AGP 8x
i 865PE Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 800/533/400 MHz DDR 400/333/266 4 GB SATA/150 AGP 8x
i 865GV Pentium 4
Celeron D
Celeron
socket 478 800/533/400 MHz DDR 400/333/266 4 GB SATA/150 N/A
i 875P Pentium 4
Celeron D
LGA 775 800/533 MHz DDR 400/333 4 GB SATA/150
ATA/100
AGP 8x
i 910GL Pentium 4
Celeron D
Celeron
LGA 775
socket 478
533 MHz DDR 400/333 2 GB SATA/150
ATA/100
N/A
i 915G Pentium 4 LGA 775 800/533 MHz DDR2 533/400
DDR 400/333
4 GB SATA/150
ATA/100
PCI Express
i 915P Pentium 4 LGA 775 800/533 MHz DDR2 533/400
DDR 400/333
4 GB SATA/150
ATA/100
PCI Express
i 915GV Pentium 4 LGA 775 800/533 MHz DDR2 533/400
DDR 400/333
4 GB SATA/150
ATA/100
N/A
i 915GL Pentium 4
Celeron D
LGA 775 800/533 MHz DDR 400/333 4 GB SATA/150
ATA/100
N/A
i 915PL Pentium 4
Celeron D
LGA 775 800/533 MHz DDR 400/333 2 GB SATA/150
ATA/100
PCI Express
i 925X Pentium 4 LGA 775 800 MHz DDR2 533/400 4 GB SATA/150
ATA/100
PCI Express
i 925XE Pentium 4 LGA 775 1066/800 MHz DDR2 533/400 4 GB SATA/150
ATA/100
PCI Express
i 945G Pentium 4
Pentium D
LGA 775 1066/800/533 MHz DDR2 677/533/400 4 GB SATA/300
ATA/133
PCI Express
i 945P Pentium 4
Pentium D
LGA 775 1066/800/533 MHz DDR2 677/533/400 4 GB SATA/300
ATA/133
PCI Express
i 955X Pentium XE
Pentium 4
Pentium D
LGA 775 1066/800 MHz DDR2 677/533 8 GB SATA/300
ATA/133
PCI Express

 「N/A」の表記は、「Not Applicable:適用不可」を表します。 これは、測定不可、あるいは測定しても意味の無い事を示します。 表中のHT とは、Intel のハイパースレッディングの対応を表しています。 ○は対応、×は未対応です。

 Intel のチップセットの場合、数字がコア型番、アルファベットが統合機能を表します。 例えば、Intel系 の場合、G はグラフィックス機能内臓を表し、P はグラフィックス機能を内蔵していない事を表します。 G の場合には内臓と増設の切り替えができますが、P の場合にはビデオカードが別途必要です。 GL やGE は内臓グラフィック機能のみ対応で、ビデオカードが増設できない事を表しています。 また、ICH 側が新しくなったチップセットには E が付くようです。

SiS のチップセット(Intel CPU)
型番 CPU HT パッケージ FSB 対応メモリ 最大積載メモリ Storage Interface Graphic Interface
SiS 650 Pentium 4
Celeron
× socket 478 400 MHz DDR 266
PC 133
3 GB ATA/133 AGP 4x
SiS 650GX Pentium 4
Celeron
× socket 478 400 MHz DDR 266
PC 133/100
3 GB ATA/133 AGP 4x
SiS M650 Pentium 4
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266/200
PC 133/100
3 GB ATA/133 N/A
SiS 651 Pentium 4
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266/200
PC 133/100
3 GB ATA/133 AGP 4x
SiS 645 Pentium 4
Celeron
× socket 478 400 MHz DDR 333/266
PC 133
3 GB ATA/133 AGP 4x
SiS 645DX Pentium 4
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266
PC 133
3 GB ATA/133 AGP 4x
SiS 648 Pentium 4
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266/200 3 GB ATA/133 AGP 8x
SiS 655 Pentium 4
Celeron
socket 478 533/400 MHz DDR 333/266 4 GB ATA/133 AGP 8x
SiS 648FX Pentium 4
Celeron
socket 478 800/533/400 MHz DDR 400/333/266 3 GB SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS R658 Pentium 4
Celeron
socket 478 533/400 MHz PC 1066/800 4 GB ATA/133 AGP 8x
SiS R659 Pentium 4
Celeron
socket 478 800/533/400 MHz PC 1200/1066 8 GB SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS 661GX Pentium 4
Celeron
socket 478 800/533/400 MHz DDR 400/333/266 2 GB SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS 661FX Pentium 4
Celeron
socket 478 800/533/400 MHz DDR 400/333/266 2 GB SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS 655TX Pentium 4
Celeron
socket 478
LGA 775
800/533/400 MHz DDR 400/333 4 GB SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS 656 Pentium 4
Celeron
socket 478
LGA 775
800/533/400 MHz DDR2 667/533/400
DDR 400/333/266
4 GB SATA/150
ATA/133
PCI Express
SiS 649 Pentium 4
Pentium D
socket 478
LGA 775
800/533/400 MHz DDR2 533/400
DDR 400/333/266
2 GB SATA/150
ATA/133
PCI Express
SiS 649FX Pentium 4
Pentium D
socket 478
LGA 775
1066/800/533 MHz DDR2 667/533
DDR 400/333
2 GB SATA/150
ATA/133
PCI Express
SiS 656FX Pentium 4
Pentium D
socket 478
LGA 775
1066/800/533 MHz DDR2 667/533
DDR 400/333
4 GB SATA/150
ATA/133
PCI Express

SiS のチップセット(AMD CPU)
型番 CPU パッケージ システムバス 対応メモリ 最大積載メモリ Storage Interface Graphic Interface
SiS 746 Athron
Athron XP
Duron
socket A 266/200 MHz DDR 333/266 3 GB ATA/133 AGP 8x
SiS 746FX Athron
Athron XP
Duron
socket A 333/266/200 MHz DDR 400/333/266 3 GB ATA/133 AGP 8x
SiS 741 Athron
Athron XP
socket A 400/333/266 MHz DDR 400/333/266 3 GB SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS 741GX Athron
Athron XP
socket A 400/333/266 MHz DDR 333 2 GB ATA/133 AGP 8x
SiS 748 Athron
Athron XP
Duron
socket A 400/333/266 MHz DDR 400/333/266 3 GB ATA/133 AGP 8x
SiS 760 Athron 64 socket 754 1600 MT/s N/A N/A SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS 760GX Athron 64
Athron 64FX
Opteron
socket 754 1600 MT/s N/A N/A SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS 755 Athron 64
Opteron
socket 754 1600 MT/s N/A N/A ATA/133 AGP 8x
SiS 755FX Athron 64FX
Opteron
socket 754 2000 MT/s N/A N/A SATA/150
ATA/133
AGP 8x
SiS 756 Athron 64
Athron 64FX
Opteron
socket 754 2000 MT/s N/A N/A SATA/150
ATA/133
PCI Express
SiS 761GL Athron 64FX
Opteron
socket 754 1600 MT/s N/A N/A SATA/150
ATA/133
PCI Express
SiS 756 Athron 64X2
Athron 64FX
Opteron
socket 754 2000 MT/s N/A N/A SATA/150
ATA/133
PCI Express

 Athron 64系には、HT(Hyper Tranceport)と呼ばれるバスの制御が利用されています。 単位には、「MT/s:Mega transfer per second」を使用します。 Intel 社のメモリアクセスがFSB を基準に行われるのに対し、Athron 64系ではCPU 内にメモリコントローラを含んでいるため、FSB を基準にはしません。 例えば、2000MT/s と表記されていたら、上り1000MHz、下り1000MHz で2000MHz(=2000MT/s)と換算します。


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 オンボード

 チップセットの中にはLAN 機能を持っていたり、サウンド機能を持っているものがります。 このようなチップがマザーボードに搭載されている事を「オンボード」と呼びます。 近年のマザーボードでは、オンボード機能が非常に充実していて、LAN やサウンドはほとんどのものに付いています。 ビデオチップがオンボードのものも多く、ゲーム用途でなければビデオカードを別購入しなくとも十分なパフォーマンスが得られる場合が多いです。

 ギガビットイーサが搭載されているマザーボードも多く見られるようになりましたし、なんとTV 出力が付いているものもあります。 オンボード機能が充実したおかげで、LAN やサウンドなどの拡張カードを追加する必要が減りました。 LAN やサウンド、グラフィックス機能がオンボードならば、拡張せずともPC が組みあがります。 以前に比べて自作がし易くなったのは、こうしたオンボード機能の充実があるようにも思えます。


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 PCI(Peripheral Component Interconnect)

 PCI は、各パーツを接続する標準的なバス規格です。 マザーボードにおける拡張性とは、このPCI スロットの数やメモリスロットの数を指します。 AGP 以外の拡張カードはPCI スロットに挿し込みますが、このPCI にもいくつか規格があります。

PCI
近年までのスタンダードなPCI
PCI-X
PCI をベースに高速化された規格で、従来のPCI と上位互換
PCI Express
通信速度・帯域幅を向上させた次世代PCI 規格

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 AGP(Accelerated Graphics Port)

 AGP は、ビデオカード専用のスロットです。 オンボード機能がない場合や使用しない場合は、AGP スロットにビデオカードを挿し込んで使用します。 AGP スロットは、信号電圧やサポート倍率によって形状が若干異なります。 これは、誤って他のバージョンのビデオカードを挿入する事による故障を防ぐためです。 ビデオカード交換の際には、サポートしているバージョンを確認する必要があります。


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 USB/IEEE1394

 最近のマザーボードには、ほぼUSB 端子が搭載されています。 USB には、USB1.1とUSB2.0があり、転送速度によって規格が異なります。 USB メモリがUSB2.0規格であっても、マザーボード側の規格がUSB1.1であれば、USB1.1として動作する事になります。 USB 周辺機器を使用する際には、マザーボードでサポートしている規格を確かめておく事が重要です。 しかしながら、新しいマザーボードはほとんどUSB2.0/1.1対応です。 また、USB 端子が足りなくなった場合には、USB ハブか増設ボードでUSB ポートを増やす事ができます。 USB ハブは外付けでゲームコントローラーのマルチタップのように増設しますが、PCI スロットにUSB 増設カードを装着する事もできます。

 IEEE1394 は、USB と同様に高速な転送速度を持つインターフェースで、オンボードの場合も多くなりました。 PCI スロットを使用して増設する事もできます。


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 マザーボードの交換

 PC のアップグレードにおいて最も強力なのが、マザーボードの交換です。 CPU の交換やメモリの増設もアップグレード方法の一つですが、これらには限界があります。 例えば、CPU に Celeron を使用していたけれども Pentium 4 に交換したい・・・けれどもマザーボードが Pentium 4 未対応だった・・・などといった事もあります。 マザーボードの性能は、チップセットに大きく依存するので、選ぶ時には注意が必要です。 マザーボードの大きさは規格で定められていて、交換前と同じ規格を買えばケースに収まります。 マザーボードを交換することによって、CPU やメモリの交換が行えるようになるだけでなく、オンボード機能など他の部分もアップグレードされます。 マザーボードの交換によって大きな効果を得られる事は確かですが、購入の際には交換の目的や他のパーツとの兼ね合いをよく考えてから行う必要があります。


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