三社祭と軒提灯
 
  
          三社祭と軒提灯
          三社祭を盛り上げるのに無くてはならないのが、各氏子の軒先に下がっている
          軒提灯です。この軒提灯、毎年毎年絵柄が違っていることをご存じですか?
 
           その絵柄は、
              正面に草書で三社祭 左右に3本づつ緑の〆縄
              提灯向かって右側には 浅草神社の社紋である「三網」紋
              左側は「左三巴」を基本形にして紋の色を変えたりするなどして、毎年工夫をこらし、
              その年だけの三社祭軒提灯を作っています。
              工夫の一例
              胴帯・・・(提灯の中央に太い赤線を引く
              天地赤・・(提灯の上下を赤く塗る)
              総赤・・・(提灯全体を赤く塗る)
              以前は、浅草の提灯屋が手描きにより一つ一つ作られていましたが、
              現在は残念ながら諸般の事情により、大部分の提灯が印刷で作られています。
              しかしながら、手書きにこだわり「三社祭の軒提灯」を手作業で描き上げ
              仕上げている提灯職人もまだまだ残っています。
 
 

                        平成二十年の軒提灯                  
左側
正面
右側
群青の塗り「左三巴」
草書で「三社祭」と緑の〆縄
 赤の二重丸に柿色の「三網」

               平成20年の三社祭は5月17日(土)18日(日)に行われます。
                 5月17日(土)
                  氏子四十四ヶ町の町会神輿連合渡御
                 5月18日(日)
                  本年は浅草神社本社神輿渡御は中止となりました。
                  従いまして、本社神輿の宮出し、宮入りは御座いません。
                  

平成元年から平成十八年までの歴代三社祭軒提灯です