車内は、ロングシートです。真昼間なのにこのあとそこそこのお客さんが乗車してきました。

乗車してきた電車は、また天王寺駅前に折り返し運転されました。路面電車には、駅舎がないイメージがありましたが、ここ阪堺電気軌道では終点には駅舎が設けられています。

阪堺電気軌道

住吉大社と思っていましたが、住吉神社なんですね。三之宮から一之宮へと順に奥へと続いていました。熱心にお参りする人。明らかに結婚しようかというカップルがいる中一之宮に参拝!
知訥じゃ合格できないかな?と思いながら…。
後日の結果は、住吉さんの霊験あらたか!合格でした。

時間は、まだまだあるので終点の浜寺駅前まで足を伸ばします。

住吉で下車したらそこは住吉大社の前です。
試験の合格をお願いに?お詣りしてきます。
境内に入っていくと大きな太鼓橋が池にかかっていました。お正月には、みんながここを渡るのかと思うと急な坂で危ないだろうといらぬ心配をします。初詣は、この橋を通らずにお参りするのでしょうか?

次の電車が入線してきました。阪堺電気軌道は100周年のマークをつけています。


住吉神社へお詣りをしようと思えばここから歩いても良いのですが、一日乗車券を買ったので次の住吉まで百メーターそこそこを電車の乗ります。発車する時間を待っている間に歩けば着いてしまいます。

2012年2月10日大阪へ出かけた際に夜の約束まで大幅に空い時間ができたので阪堺電気軌道と住吉大社へ出かけることにしました。
当日は、カメラも持っていなかったので、携帯電話での写真となりました。
JRの改札で阪堺電車で住吉神社に行きたいが、どこで乗り換えればよいかと聞いたら「南海電車」と間違われる始末で要領を得ず、とりあえず天王寺で降りれば何とかなるかと切符を買って、行き当たりばったりの旅の始まりです。

専用軌道になったり併用軌道を走ったり、交通信号を守り電車は、走ります。最高速度は、併用区間で35q/h。専用軌道区間でも45q/h程でのんびり走っていきます。途中の我孫子道で車庫でも見ようかと思いましたがフェンスで見づらく諦めて終点の浜寺駅前に到着です。
ここにもちゃんと駅舎が設けられています。

乗換券を乗務員さんにお願いし貰って来ました。
一日乗車券を持っているので取らなくて良いのですが、使いませんからと言い訳をしいただきました。タレントのほしちゃん似の乗務員さん無理を言ってすみません。

我孫子道で乗り換えて運転席のすぐ後ろに陣取り、ガタンゴトンの揺れに身を任せていると終点の恵美須町につきました。今度の乗務員さんは、会社の後輩に似ている。さっきのほしちゃんといい誰かと似ている乗務員の多い会社だなぁ!?

どの電車も企業の全面広告をまとっています。大切な収入源なのでしょう。でもパチンコ屋さんの広告が目立ちました。
さて待ち合わせの時間も気になってきましたので、そろそろ帰ることにします。寺町駅前からの電車は、ほとんどが天王寺駅前行きのため途中の我孫子道で乗り換えです。
ガタンゴトンの揺れが心地よく眠くなった所で我孫子道に到着です。

阿倍野、松虫と停まり着いたのは、住吉公園でした。南海電車の住吉大社の駅に隣接し、高架下で右から左へ書かれた駅名が
古さを感じさせます。
ポイントを切り替えを行う人はいるものの切符売り場もない駅でした。

乗り場の案内看板と電車がいないと見落としそうな寺町駅前駅です。

阪堺電気軌道の路線は、14.1kmの阪堺線(恵美須町〜寺町駅前)と4.6kmの上町線(天王寺駅前〜住吉公園)の2路線です。阪堺線は、南海本線と平行に走っています。

天王寺駅に降り立ったが阪堺電気軌道乗り場がわからず案内図とにらめっこ。
今度は、場所がわかったのですが駅前が工事中で乗り場に行くのにまた一苦労。なんのことはなく見えてる地上からは、行けなくても地下にもぐればすぐでした。
改札で「てくてく切符なる一日乗車券600円を購入しました。スクラッチ式で乗車日を駅員さんに削ってもらいました。電停には電車が止まっていたので、行き先もわからず飛び乗りました。

恵美須町にもちゃんと駅舎が設けられていました。

少し歩くと南海電車の浜寺駅が瀟洒な佇まいで建っています。阪堺線は、南海電車の本線にほぼ並行しているので経営は大変なのでしょう。バスのイメージなのでしょうね。南海電車が株主で完全子会社なので住み分けをしているのでしょう。