太陽光発電パネルの鳥害対策

太陽光発電パネルが野鳥のお気に入りとなり、ムクドリや鳩がやってくるようになりました。
数年前には、野鳥のひなが屋根から落下してました。最初は、巣立ち間近なスズメの子供と思いうぐいすの餌を与えていましたがなかなか巣立たないばかりか「ギャーギャー」とうるさく鳴く様になりムクドリのひなだとわかりました。
最近になり今度は、鳩がやってくるようになりました。最初は屋根で「クッククークッククー」とうるさいだけでしたが、やがて糞と巣作りを始めたのか木の枝やゴミが屋根から落ちてくるようになりました。CDを吊り下げてみたり、鳥よけイーグルを吊ってみたりしましたが効果が得られませんでした。
苦肉の策で鳥よけネットを太陽光発電パネルを含む屋根全体にかぶせてみましたが、鳩はやってきます。来るだけならまだしも魚が定置網にかかるがごとく鳩がネットに引っかかる始末です。ネットに鳩が引っかかっている間は、鳩は寄ってきませんがかわいそうに思い外してやるとまたやってきて引っかかるの繰り返しとなり、とうとう太陽光パネルを設置した業者さんに対策を依頼することにしました。

100円ショップザ・ダイソーで購入した鳥よけイーグル。農業用の細いファイバー製の棒に吊るしました。ふわりふわりと結構リアルな動きです。

鳩は怖がるようですが、近くによらないだけで屋根にはやってきます。カラスと間違えるのか体当して攻撃する姿が見られました。

アマチュアのお仕事!
プロのお仕事!

見えにくいですが、屋根全体に鳥よけネットをかぶせてみました。これもザ・ダイソーで315円!何でも売ってますね。何でもとりあえずザ・ダイソーで探してみます。

定置網にかかった鳩を救出しています。アマチュアのお仕事の鳥よけネットを撤去します。ひとりでネットを張るのって大変だったのに約2週間で撤去です。

当初の予定では、太陽光パネルを1枚づつ外しその都度掃除をする予定でしたが、すべてを外してから掃除をすることになりました。いくつかの鳩の巣らしきものが見えます。

うぇ〜〜!なんということでしょうこのゴミと糞!このまま放っておいたらどのようなことになったのでしょう!

雑巾やブラシを使い掃除をしていきます。鳩の糞は、体に害があるのでマスクをしてクリン!クリン!クリン!浮かれている場合ではありません。結構大変な作業でした。
白い土嚢袋に6袋のゴミが出ました。

5人がかりで太陽光パネルの下に野鳥が入り込まないように網を施していきます。

太陽光パネルの上部(屋根の尾根部分)の施行後の写真です。網は、太陽光パネルの枠と瓦の下に挟み込んであります。

側面の写真です。太陽光パネルの枠にはめ込んであります。瓦面が捲れないか少し心配です。

太陽光パネルの下部(軒部分)です。こちらも太陽光パネルの枠と瓦に挟み込んであります。

一日がかりの工事でした。瓦の汚れは、今後の雨で綺麗になっていくものと思われます。一日発電を止め、5人がかりで一日かかった工事で費用は23万円也!発電所としては、痛い出費となりました。
屋根に上がることがある度に何かと屋根が痛みます。今回は、軒部分の瓦の下の漆喰がとれてしまいました。今度は、スズメが巣を作るのではないかと心配しています。

写真については、一部を除き施工会社の株式会社 栄信 様よりご提供いただきました。

今回の工事に至るまでに三菱電機に相談を行っていましたが、放置されること2ヶ月余り放置されてしまいました。メーカーの対応には、やや不信感をいだきました。メーカー様には、売りっぱなしではないご対応をお願いしたいものです。