2005/12/06

マイミクのHideさんと議論中。

純粋芸術とエンターテイメント。

映画は純粋芸術か否か。

以下抜粋(馬鹿なことばっかり言ってるのが僕です 笑)

ロックが前線に出てきた時代です。
前衛音楽に限らずクラシック音楽業界全体が影を潜めつつあった時代です。
その中にあって、前衛音楽というのは一般聴衆が積極的に聴くものでは当然ありませんでした。
ただし、決して一部のごく限られた人間にだけしか魅力が感じられなかったというわけではありません。
ロックもジャズもテクノもJ-POPも普遍的に好まれるわけではないのと同様です。
決して、作曲家は自己満足のために音楽活動をしていたわけではないですからね。
ある音楽が魅力的だ、という時それは聴いていて心地良いという意味では決してありませんよね?


> そのてん、同じ前衛でも武満徹なんか純粋芸術として至高の領域だったため、
> 彼は映画音楽にはあまり手を出さなかったんじゃないでしょうか。
> う?どうだろ、映画音楽やってらっしゃったんでしょうか、


武満徹は映画ファンで、当初から映画音楽作曲家としての評価を得ていました。
映画音楽だけでなく、テレビの音楽も創っています。
後期には映画の主題歌などとしてポップスも手がけています。

彼のコンサート作品は当初から不評で、
コンサート作品が受け入れられ世界的に有名になるのは、「弦楽のためのレクイエム」に当時訪日したストラヴィンスキーが賛辞を送って以降です。
(この作品も当初は非常に不評だった。)

彼が映画音楽のみならず、コンサート作品も素晴らしい作曲家という地位を不動のものにするのは「ノヴェンバー・ステップス」を発表してからしばらく後です。
あの有名な作品も当初は非常に評判が悪く、バーンスタインからの委嘱依頼で作ったわけですがニューヨーク・フィルの初演の際、観客からの評価はかなり酷いものであったらしいです。


で、彼の場合は金を儲けるために映画音楽をやり始めたというよりは、映画が好きだったから映画音楽に手をつけたというのが正しいように思います。まあ、結果として初期はそれによって生計を立てることになったわけですが。

また、映画音楽の作曲活動を通して様々な実験を試みているようです。その実験を通してコンサート作品の作曲に取り組んだのでしょう。


> ただこの手の話しは、映画が芸術か否かという議論になるんじゃないですか?
> 映画は総合芸術という見方もありますが、
> どうしようもない話題集めに必死のゴミ映画もあるんで
> 全部が純粋芸術とは違うように思いますが、、いかがでしょう?

それを言うならば当然ですが音楽も同様です。
話題集めだけの完全商業主義的音楽も数多あります。

ただ、僕はそういう作品も芸術でありうると思います。
なぜなら、その作品は商業を通して視聴者の心に何かを訴えかけるからです。作品の方からアクティブに訴えることはなくとも、視聴者の方が何かしらその作品によって心に感じるものがあればそれは芸術でしょう。

それは例えば、「あのイチローのプレーは芸術だった。」などという場合と同様です。

芸術が純粋かそうでないか、という話を僕は考えません。
純粋なる芸術という考えは、ある種の「芸術至上主義」的な考えだと思っています。


> ただし、逆にKORGは生楽器のシミュレーションには強くありません。
なるほど、、でもサンプリングしちゃえば生楽器も扱えますよね?

> 一応断っときますが、当然学歴のために東大選んだわけじゃないですよ。
かこいい、、学歴のために受験する人がほとんどだと思ってました、、

> 武満徹は映画ファンで、当初から映画音楽作曲家としての評価を得ていました。
あらーそうなんですか、、
無知でお恥ずかしいばかりで、、勉強になります。

> 決して、作曲家は自己満足のために音楽活動をしていたわけではないですからね。
ちょっとまった!それはケースバイケースで、自己満足のためだけに
作曲してる人もいるし、それはそれで音楽のかたちとしてあるんじゃないですか?
例えば僕のように、、(笑)

> ある音楽が魅力的だ、という時それは聴いていて心地良いという意味では決してありませんよね?
うーん、、僕は心地よさを音楽から抜き取ってしまえば何も残らないと思ってしまうんですが、、
ロックも心地いいですし、クラシックも心地いいですよね、、う?
ノイズ音響系のテクノも心地いいと思う人がいるわけやし、、

「弦楽のためのレクイエム」僕けっこう好きですよ。
話しと関係ないですけど(笑)

いちおう、うすうす気づいておられると思いますが、
僕は芸術至上主義です。
エンターテイメントくそくらえです(笑)
例えばですね、声優が歌ってるアニソンを、アーティスティックだと表現しますか?

僕は中学のころはおかしな友人の影響でビートルズしか聴きませんでした。
高校ではピアノならってて作曲勉強してたせいもあって、
クラシック、とくにフランス近代もの漬けで、、
いわゆる俗なものは価値がないとさえ思ってました(恥)
そんなわけで、、
hideさんと似てますね。
僕は頭でっかちで現場を知らない無知なので、
議論できてなかったごめんなさい。
いま背伸びしてます(笑)
でもhideさんとまじめな話しできてうれしいです。
それでわまた☆