2003年11月

山の木々の葉は、緑・黄緑・黄・赤と見事なグラデーションを作り、真青な空とのコントラストは、自然界の芸術の秋を満喫させてくれます。その美しさは、朝日と夕日に 色合いや輝きをかえる周到さです。

一年のうちで最も、里山に住む幸せを 感じられる季節です。

「"ありがとう"を ただひたすら言い続けると、自分の身に変化が起きて 幸せになる」とある本で読みました。そこで私の周りの"ありがとう"に目を向けてみました。

なんと、私が一番"ありがとう"と言う相手は、私の三人の子どもたちで、一番"ありがとう"と言ってくれるのも彼らでした。

親として当然の事をした時にも 彼らは 実に素直に爽やかに
"ありがとう"と言ってくれます。改めて素直に成長した事を感謝するとともに彼らに随分助けられている自分に気付きました。
「ありがとう」

子どもたちが、素直に育ってきた過程で、未熟な夫と私には 何の力も無く、実に多くの人々に助けられてきました。
幼稚園・学校の先生方、お友だち、そのご両親、地域の方々、特に、私共の親、兄弟姉妹の協力と子どもたちへの愛情は はかりしれず、何万回"ありがとう"を言っても 言い尽くせない思いです。
「本当にありがとうございます」

反対に、私が一番"ありがとう"を言わない人は なんと(やはり?) 夫で、一番"ありがとう"を言ってくれない人も 夫でした。
「ウ〜ン。これは改善の余地があるかもしれないゾ」と 思わず腕組をする私。

感謝の気持ちを表す言葉の中で、"ありがとう"は、最も素直で美しい響きです。
今日から一回でも多く"ありがとう"を言う人生を送りましょう!! 
必ず幸せに気付きます。

「今月も読んで下さってありがとうございます。」