長く辛い夏が終わりました。長く辛いといえば次には冬という言葉が続くのが
いままでの常識。これからは夏が一番キツイ季節になるでしょうね。

本当に耐えられないほどの猛暑でした。台風やハリケーンも大型化してたいへ
んな被害が出ています。地球を暖め続けていると、ますます大きな自然災害が
増えてしまいます。
人間が便利さを追求した結果、地球環境を悪化させてしまったのです。
地球上には人間以外に無数の動植物が生息しています。人間の身勝手さがそれ
らの生態系を破壊し、滅亡させるのは実にしのびないことです。

 仮にたった今、二酸化炭素の排出が0になったとしても、暫く地球温暖化は続
いてしまうそうです。なんとかしたいですね。
二酸化炭素の削減のために私に出来ることは何でしょう。

まず、ちょっとした省エネから始めてみましょうか。
『電気をこまめに消す』これならできそうです。
『自家用車の使用を控える』これもなんとかなりそう。この何とかなりそうなこ
とを大勢の人が実行したら必ず良い結果が出てきます。
「私一人くらい影響ないわよ」と言わないで、やってみましょうよ。省エネ。

これから暖房を使うようになります。暖房は冷房より使う期間が長いので暖房
温度を下げると二酸化炭素の削減に効果があります。必要も無いのについつい
慣れでつけてしまう冷暖房。ちょっと意識を変えて温度計を見る習慣をつけるの
もいいかも知れません。

寒さ対策には、暖かい下着を着るのが一番です。保温性が高く、汗をよく吸い、
すぐに乾く下着は健康効果もバツグン。皮下脂肪も作らなくなるでしょう。
暖かい下着を着て、簡単に脱ぎ着できる上着を着れば、温度差の対策もOK。

どんなに、自分の健康管理に気を配り、一生懸命働いて富を得ても、地球がなく
なってしまったら、私たちは生きていけません。
かわいい子どもや孫の将来を考え、お稽古事やお勉強をするチャンスを与えても、
彼らが大人になったとき、地球が人類の住める環境でなかったら悲惨です。

 個々人の利益や幸福を求める時に、地球のために良いことも一緒に考えるこ
とが必要な時代になっています。アメリカのハリケーン被害は、世界に向けての
地球からの警告。明日は我が身です。

 なんでもいいのです。自分にできることから環境保全・改善の働きをしていきま
しょう。
私が、あなた自身が明日も生きていくためです。
2005年10月