2006年 6月
5月の日照時間は記録的に少なかったようですね。
五月晴れといえるような日がなかったのはとても残念です。
ひと月の間に幾度となく、雷・雹・突然の激しい雨に遭遇しました。でも、そんな
お天気には全く左右されず、私自身は充実した日々をおくることができてとて
も感謝しています。
夢を語り、目標に向かっている人は、みな生き生きとしていますね。キラキラ
と輝いています。私の周りはそんなステキな人ばかりです。でも世間一般では
そういう人はほんの少ししかいないようです。
何故でしょうか?
小さい時から、大なり小なりの挫折を繰り返して、「自分にはできない」「ダメだ」
と思い込み、諦めている人もいるでしょう。日々の雑事に追われて夢という言葉
すら忘れてしまっている人もいるかもしれません。
私自身、夢からは遠い人でした。
5年ほど前のこと「夢は何?」と訊かれて「別にないわ」と答えたものの、
『夢? 何を寝ぼけた事言ってるの? 毎日の生活をやっとの思いでおくってい
るのに、夢どころじゃないでしょ』 と心の中では叫んでいました。
夢から程遠かった私が、夢を持つようになったのにはきっかけがあります。
それは、命には限りがあると知ったことです。
私自身の生きる目的、存在意義は何だろうかと深く考えたことです。
私が私としてこの世で生きる時間は驚くほど少ないのです。
目標を持たずに生きるのは、行き先を考えずに船出をするようなもの、漂流とな
んら変わりがないのです。
本当は、やりたいことがあるのだけれど、やらないという人にも多く出会います。
その人たちは行動を起こす前に「できなかった時の言い訳」や「やらない理由付け」
を考えるのがとても上手です。私はそれを聞くたびに『あなたが思っているほど、他
人はあなたに関心をもってはいないわよ』と言いかけて口をおさえます。
他人の目を気にしながら、他人の評価に左右させられながら、他人のためにあなた
の大切な人生を使いきってしまうのは、とてももったいないと思います。
あなたに与えられた時間は、あなたのためだけに使っていいのですよ。
あなたが、自分の内面を見つめ、本当にやりたいことを見つけ、それに向かって一生
懸命に生きていくと、あなたの周りの人は幸せになっていきます。
怯えた亀のように、手、足、頭を甲羅の中に隠していないで、堂々と生きていきましょう。
あなたの「夢」を「目標」に変えて実現させるお手伝いをします。