2006年 10月
毎朝、天気予報で最高気温の予測を聞いてから、その日の服装を決めます。
天気の変化、気温の変動が著しいのが秋の特徴なのでしょか「女心と秋の空」
という言葉がありますね。
コロコロと移り気で変わりやすいという意味です。
でも、辞書の中には「男心と秋の空」という諺が載っているものもあります。
男でも女でも人間の心はコロコロと変化するものなのでしょうね。
秋でなくとも天候の変化が激しいと、どうしても体は影響をうけてしまいがち。
特に台風が発生すると、日本列島から遠くにあっても私の体調は悪くなります。
気圧の変化に敏感に反応してしまうのです。
体調の変化につられて気分もアップダウンし、心変わりするのは仕方のないこ
とかもしれません。
言霊のパワーにも書きましたが、米国ビジネス界を代表する思想家、ジム・ローン氏は
「未来に向き合うにはふたつの方法がある。ひとつは心配、もうひとつは期待だ。」
と言っておられます。
私たちの行動パターンも突き詰めていくと「プラスの追求」か、「マイナスの回避」か
になります。どちらかしかないといっても過言ではありません。
一人の人がいつもどちらかのパターンで行動しているわけではありません。
何をするにも100%プラス型の人はいないのです。
例えば私、仕事では「プラスの追求」、プライベートでは「マイナスの回避」で行動する
ことが多いのです。
ですから、家事をする時はほとんどマイナスの回避です。
「玄関が汚い、部屋が散らかっている、あ〜あ、トイレも掃除しなくっちゃ、お客さんが
来たらみっともないな。カビが生えたら病気になっちゃうかも」と思って掃除を始める
のが「マイナスの回避」。
「玄関をキレイにして花を飾ったら気分がよさそう。トイレ掃除をすると金運が良くなる
らしいからキレイにしておきましょう♪」と思って掃除を始めるのが「プラスの追求」。
どちらも結果は同じと思われるかもしれませんが、一般的には、「期待」で動いている
ときの方が、より高い成果を得ることができるようです。
結果以上に、プロセスでの気分は大きく違います。ブツブツつぶやきながらやるか、
鼻歌ルンルンでやるか。
私は、「何事もプラス思考」という考え方を、あまり好きではありません。
でも、どうせやるなら「気分よく、鼻歌ルンルン」で、その上、「高い成果を得られる行動
パターン」を選びたいと思っています。