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世に血液型性格関連説というものがありま
す。
ABO式血液型と人の性格との間に関係があるという説です。
このサイトはこの説を世に広めるためのもの・・・というわけではありません。
「こんな説は間違っている」と主張するためのもの・・・というわけでもありません。
いずれの主張もすでにインターネット上で見つけることができ、
今さら私ごときが付け加えることがあろうとも思えません。
私がここで注目したいと思っているのは、この説で主張される性格の類型です。
血液型性格関連説において、各血液型の人の性格は、それぞれ特徴的に類型化されていま
す。
大抵の人は、この性格類型は血液型性格関連説に特徴的なものと思っています。
肯定論者は、それは血液型ごとの人の性格を観察して得られた類型と考えています。
否定論者は、それは勝手に作り上げられた「ステレオタイプ」であると考えています。
私が示したいのは、この類型が、血液型とは無関係に作られたある枠組みの下で、
論理的に導き出される性格類型とほぼ一致するということです。
初めてこのサイトに来られた方は、「前提」・「4つの気質」ページ
をまずお読み下さい。
このサイトでの基本的な考え方はこの2ページに書かれています。
この2ページで記述されている気質モデルを、このサイトでは便宜上
「Fモデル」と呼ぶことにします。
Fモデルを提唱する理由は、それが、血液型性格関連説の肯定論・否定論いずれとも
両立しうるモデルだからです。(両方同時にというのは無理ですが。)
Fモデルは血液型性格関連説否定論と両立可能です。なぜなら、それは血液型とは無関係に
構成された概念で成り立っているからです。一方、Fモデルは血液型性格関連説(肯定論)と
両立可能です。なぜなら、Fモデルの気質タイプは血液型性格関連説の性格分類と極めてよく
似ているからです。Fモデルの基礎をなす二つの因子と血液型との関係を仮定すれば、それは
そのまま血液型性格関連説の一つのモデルとなります。
Fモデルは、肯定論・否定論いずれとも両立可能でありながら、いずれに対しても
概念の見直しを促します。否定論の一部に見られる、血液型性格分類のすべてがバーナム効果
(FBI効果)によるものとするような主張は見直されるべきです。Fモデルの気質タイプは
ラベリングや先入観とは無関係に構成されるからです。一方、肯定論に多く見られるような、
血液型性格分類が「素材」の違いによるものとするような、各タイプを離散的にしか
とらえられない見方も見直されるべきです。各気質を特徴づけるものは連続的な性質であり、
各タイプの間には、無数の中間的タイプが考えられるからです。
いずれにせよ、この考え方の可能性に共感し、面白いと感じて頂ければ、サイト作成者としては、
これ以上の喜びはありません。では、どうぞ本論へ。
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