バイオディーゼル燃料とは?

 

バイオディーゼル精製までの流れ

天ぷら油など、家庭で使用していらなくなった油を回収し、バイオディーゼル燃料を精製します。

バイオディーゼル燃料は、トラックやディーゼル車、トラクター、発電機などで軽油と同じように使用することができます。

地球環境にやさしい燃料

  • 原料(植物)の成長過程で光合成によりCO2を吸収しているので、 CO2の増減はプラスマ イナスゼロ。 →CO2排出量は実質ゼロカウントです。
  • 黒煙は軽油と比べ3分の1程度、硫黄酸化物はほとんど含まないクリーンな排気ガスです。
  • 軽油と同じように使用が可能、燃費も走行性も同等です。
  • 軽油引取税は課税対象外
当社のBDFは、秋田大学と日本海事検定協会の分析により評価されています。 【サンプリング実施日:2015/9/10
分析項目 単位 試験方法 規格値 分析結果
エステル分 質量分率% EN14103 96.5以上
95.0
密度(15℃) g/cm³ JIS K2249 0.86-0.900
0.8856
動粘度(40℃)

mm² /s

JIS K 2283 3.50-5.00
4.588
硫黄分 質量分率% JIS K 2541-6 0.0010以下
0.0003未満
10%残油の残留炭素分 質量分率% JIS K 2270

0.3以下

0.43
硫酸灰分 質量分率% JIS K 2272 0.02以下
0.002
水分 mg/kg JIS K 2275 500以下
190
酸化安定剤 時間 EN 14112 (6.0以下)
2.3
酸価 mgKOH/g JIS K 2501 0.50以下
0.17
よう素価   JIS K 0070 120以下
118
リノレン酸メチル 質量分率% EN 14103 12.0以下
7.6
メタノール 質量分率% EN 14110 0.20以下
0.01未満
モノグリセライド 質量分率% EN 14105 0.80以下
0.50
ジグリセライド 質量分率% EN 14105 0.20以下
0.20
トリグリセライド 質量分率% EN 14105 0.20以下
0.55
遊離グリセリン 質量分率% EN 14105 0.02以下
0.01未満
全グリセリン 質量分率% EN 14105 0.25以下
0.21
金属(Na+K) mg/kg EN 14538準拠 5.0以下
金属(Ca+Mg) mg/kg EN 14538準拠 5.0以下
りん mg/kg EN 14107 10.0以下
1未満
流動点 JIS K 2269 -
-5
目詰まり店 JIS K 2288 -
-7
調査・研究: 秋田大学院工学資源学研究科環境物質工学 、日本海事検定協会 による

食用廃油の回収

 
 (有)フジヤマクリーンでは、食用廃油の回収を行っております。

◎ 回収可能な油

・菜種油  ・大豆油 ・コーン油 ・ごま油 ・サフラワー(紅花)油
・ひまわり油 ・サラダ油
などの植物油。(賞味期限切れでも可能です)

× 回収できない油

・鉱物油  ・牛脂 ・ラード(豚脂) ・パーム油 ・やし油
などの動物脂、植物脂。(常温で固化するもの)

* お願い *
・天カスや水分などの不純物はできるだけ濾過して取り除いてください。
・オイルトラップ・グリストラップなどからの油は回収できません。