世界遺産条約の概要
1972年第17回ユネスコ総会で採択された『世界文化遺産・自然遺産保護条約』によって指定された『文化遺産』、『自然遺産』及び両方の要素を兼ね備えた『複合遺産』のことをいい、1975年に発効された。
2003年11月28日現在177カ国が加盟し、日本は1992年9月、126番目の加盟国として同条約を締結した。
正式名称ー世界の文化財及び自然遺産の保護に関する条約
目 的 −顕著で不変的な価値を有する遺跡や自然地域などを人類全体のための世界遺産と して保護、存在し、国際的な協力及び援助の体制を確立する。
採 択 −1972年(日本は1992年に締結)
締約国数ー177カ国(2003年11月28日現在)
事務局 UNESCO世界遺産センター(パリ)
(リンク⇒社会法人日本ユネスコ協会連盟)
わが国の世界遺産
自然遺産(計2地域)
・屋久島(平成5年12月)
・白神山地(平成5年12月)
文化遺産(計10地域)
・姫路城(平成5年12月)
・法隆寺地域の仏教建造物(平成5年12月)
・古都京都の文化財(平成6年12月)
・白川郷・五箇山の合掌造り集落(平成7年12月)
・原爆ドーム(平成8年12月)
・厳島神社(平成8年12月)
・古都奈良の文化財(平成10年12月)
・日光の社寺(平成11年12月)
・琉球王国のグスク及び関連遺産群(平成12年12月) (グスクは、城跡のこと)
・紀伊山地の霊場と参詣道(平成16年7月)
平成16年7月現在
*世界自然遺産推薦地域 『知床』
平成16年1月 ユネスコ世界遺産センターへ提出
平成17年6月 推薦物件を審議する第29回世界遺産委員会(年次会合)
平成17年7月16日 世界自然遺産に登録