賀寿団地の紹介 平成16年7月 田島
横浜の戸塚駅から国道1号線で原宿に向かう途中、浄瑠璃で有名な「お軽勘平の戸塚山中道行きの碑」があります。この付近から海側に広がる住宅地が私どもの「 賀寿団地 」です。

昭和40年頃、東京ガス不動産(株)の分譲地として開発され、現在、約400世帯の団地になりました。

住宅地の周辺には所々に緑地が残され、中学校や介護老人施設、オリンピックで活躍した日本女子ソフトボール選手の日立ホームグランドがあります。静かな住宅地に、時折中学校のブラスバンドの音や女子選手の声がこだまして活気が伝わってきます。

こんな平穏な住宅地にも時代とともに新しい悩みがあります。

開発当時、胸を膨らませて仕事にがんばった世帯主、サラリーマンは今や勇退し、子供の世代となりました。少子高齢化の時代にふさわしい、新しいコミニティー、第二のふるさとづくりが町の主題となりました。

また、近年の犯罪の増加、多様化への対処、高齢への健康維持対策、IT時代のPCの普及、活用対策など居住者全員が取り組まなくてはならない問題が増えています。

賀寿 」とは長寿の祝い、発足当時から先輩諸氏が到来する高齢化時代を思い「 健康で明るい長寿村 」を祈願して名づけたものと感心しております。この名前にはじない団地を目標に後輩の皆さんはがんばっております。