平成27年11月26日
自治会のしくみと機能について説明します
(1) 自治会のしくみ
現在、賀寿団地の自治会員数は355 軒ほどになりますが、これを15 班に分け、各班から代表1名が班長さんとして選出されます.この班長さんは任期一年の持ち回り制です。毎年15
名の班長さんたちと総会で選出された役員さんたちが、自治会の活動をメインに行なっています.
また、特別班として、ヒューマンラフケア横浜さんとクラシック・コミュニティ横浜さんが会員になっております。
役員さんは、会長、副会長、幹事、会計、会計監査として任命され、自治会のまとめ役の仕事をしています。
班長さんは、自治会と各班のみなさんのつなぎ役であると同時に、七つの部門−総務、健康文化、福祉、環境安全、町の防災組織活動部、集会所管理に分かれてそれぞれの仕事をしています。
そして、すべての活動資金は各会員さんからいただく月300 円の会費と、県や市、区からいただく助成金、集会所の使用料などによって賄われています.この資金の使い道は、毎年の総会で事前に承認を受け、前期と後期の二回に会計監査が行なわれ、次の総会のときに報告されています。
自治会の活動拠点は集会所で、旧日立のソフトボール練習場の脇にあります。この建物は、昭和50 年に会員のみなさん全員の承諾を得て、一軒あたり18,000
円の積み立て方式による出資をいただいて建設されました.その後に入会されたみなさんにも同額をご負担いただき、維持費用として積み立てています.だいぶ老朽化はしてきましたが、自治会の定例会議や総会が開かれるほか、趣味の会や創作展など、様々な用途で活用されています.是非、一度遊びに来て下さいね!
(2)自治会の機能
自治会ということばは聞き慣れていても、一体何をしているのか?具体的に私達の生活にどう関わっているのか?ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。ここでちょっと簡単にご紹介します。
例えば:
● 近くに大規模な墓地やマンションなどの建設計画が持ち上がった とき
● 不審者や変質者、ひったくりや空巣などの被害が出たとき
● バス路線や歩道などの新設要望があるとき
● 街路が暗く危険なとき
● 粗大ごみの不法投棄やごみ置き場で問題が発生したとき
● 空き地の草刈りが必要なとき
● その他住民の生活に支障を及ぼすような事態が発生したとき
自治会が現状の調査を行ない、公共機関に改善の要請をしたり、地域の代表として第三者との交渉や住民運動など、住環境を守るための活動をしています。
また、県や市が発行しているお知らせを配付しているのも、街灯の電気代の支払いや修理を行なっているのも自治会なんです。ご存知でしたか?
また、県や市が発行している広報紙を配付しているのも、防犯灯の電気代の一部支払いや修理を行なっているのも自治会なんです。ご存知でしたか?
さらに、自治会の活動はこれだけではありません.地域ぐるみの交流を深めるための活動にも頑張っているんです.そば打ちや健康体操、フラダンスなど、様々な趣味の会のみなさんの活動場所として集会所を提供し、新しい会の発足のお手伝いもしています.また、夏には盆踊り、秋には運動会と文化創作展を主催しています。
ここまで読まれると自治会っていうのは何でもやってくれるんだ!と思われるかもしれませんが、このような活動はすべて自治会員のみなさんのご協力の上になりたっているんです。
住民による住民のための住み良い街づくり、これが自治会なんですね。