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既刊書
自然環境
野生復帰されるコウノトリとの共生を考える──「強いられた共生」から「地域のもの」へ
本田裕子 著
2008年6月
ISBN:978-4-925169-17-2
A5判 上製 320頁
本体4,600円(+税)

世界的に絶滅のおそれのある動物は、IUCN(国際自然保護連合 2006年版レッドリスト1)によると7725種。本書は、気鋭の研究者が卓越した筆力を発揮してコウノトリの野生復帰における兵庫県豊岡市での4年間にわたる地道な現地調査から、野生生物と住民との重層的・複合的な共生関係の生成が可能かどうか等をあきらかにしようと試みる。
目次
はじめに 野生生物保護における住民への視点
第一章 野生生物保護における住民への視点からみるうえでの論点整理
第二章 放鳥がもたらす住民の「強いられた共生」の捉え方──アンケート調査を通じて
第三章 住民の「強いられた共生」を契機とする新たな価値創出のプロセス
第四章 「強いられた共生」が受け入れられる背景的要因
第五章 鵜の山におけるカワウと住民との共生関係の変遷と実態
結 論 野生復帰を通じて生成される共生関係
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