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既刊書
日本文学
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上田秋成の紀行文 研究と注解
加藤裕一 著 2008年7月 ISBN:978-4-925169-16-5 A5判 上製 256頁 本体3,800円（＋税） 上田秋成 紀行文の世界。 安永八年九月、城崎、天橋立旅を「秋山記」「去年の枝折」に記し、天明八年三月吉野旅を「岩橋の記」に記す。上田秋成が残した、これら四つの紀行文に関する論考ならびに詳細な注解を収録する。 目次
第一章 秋成、城崎への足跡 ―『秋山記』と『去年の枝折』―
一 出立地の確認
二 十三日の宿泊地 三 粟賀と粟鹿 四 山の内と物の部と蕎麦屋 五 過去に和田山滞在はあったのか 六 城崎到着は九月十八日 七 秋成の浮世草子との関係 第二章 『秋山記』・『去年の枝折』解読
一 城崎行と『秋山記』・『去年の枝折』
二 作品内容の検討 三 なぜ一度の旅で二つの紀行文が書かれたのか 四 歌文集、句文集としての意味 第三章 『岩橋の記』解読
一 旅程
二 旅の目的と執筆の際の参考書 三 『岩橋の記』にみられる旅の姿勢 四 『岩橋の記』の真意 第四章 『山づと』注解
一 序文注解
二 旅程注解（一日目） 三 旅程注解（二日目） 四 旅程注解（三日目） 五 旅程注解（四日目） |