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詩集 時の川べりで
石館康平 著 2015年5月 ISBN:978-4-925169-78-3 四六判 上製 208頁 本体1,500円(+税) 分子生物学の研究者が、その研究者としての視座から見えた世界とは、一体どのような姿をしているのだろう。過去二十年のあいだに紡いだ数多の詩の中から出色の作品を抽出し紹介する。 目次
(一)時の祭り
永遠 ある朝 初夏の祭り 夏の日の思い出 夏の日の午後 夏の盛り…キリコの街 四季 夏の輝き 秋… 秋 2 冬の一日 春の夕暮れ 吟味に耐える夏 四季 2 夏の終わり (二)天の岸辺 ケルビン零度の彼方 大気 空のりんご 宇宙飛行士の帰還 オリオンの向う 月 海よ 飛行機… 回転 流星 空 夕べの太鼓 暗黒の青空 永遠 2(空のポスト) (三)遠い花火 草の実 森の祭り 空蝉 一日 蝉の一生 帰郷 そのとき 深夜の訪問者 桜の下にわれ死なむ 薔薇よ 遠い花火 落葉 夕暮れ 時の川べりで 永遠 3(永遠の棲み処) (四)渚の風景 遠い爆音 唯心論 1 唯心論 2 線路 汽笛 岩手山 人類みな兄弟… 屋根にのぼった地虫 記憶の桟橋 海辺にて フロストの分かれ道… 言葉 鳥… 魚 文字のない本 夕べのシルヴァーライニング… 出アフリカ記… 永遠 4(波止場にて) (五)エッセイまたは過冷却の水 しあわせ… ラスコーの夕日 はじめに言葉ありき 赤ん坊の言葉 悲しさの定義 進化論談義 夜明けのオリオン 記憶… 明暗 たんぽぽ 生きているのは体に悪い 炎 友 夕べのヴァイオリン… 魂のありか 手袋(あとがき) あとがき 2 |